「美山陶房 寺田康雄・鉄平 作陶展」名古屋栄三越

寺田康雄 「織部金銀彩花器」

名称:「美山陶房 寺田康雄・鉄平 作陶展」名古屋栄三越
会期:2024年5月15日(水) ~ 2024年5月21日(火)
場所:7階 特選画廊 ※最終日午後4時終了
住所:〒460-8669 名古屋市中区栄3-5-1
TEL: 052-252-1111
URL: 名古屋栄三越

美山陶房 寺田康雄・鉄平 作陶展
伝統的な釉薬を穴窯や登り窯等の薪窯を駆使して焼き上げた作品に金、銀を施したら釉薬の妙味がより深まるのではと制作して見ました。 寺田康雄
美山陶房で祖父と父に師事してから四半世紀となった本年、名古屋で初めての親子展の機会を頂き大変嬉しく存じます。今も工房を同じくして制作する父と私ですが、それぞれの作陶を楽しんで頂ければ幸いです。
是非ご高覧賜りますようお願い申し上げます。 寺田鉄平

寺田鉄平

「瀬戸黒茶盌」
寺田鉄平 「瀬戸黒茶盌」

ごあいさつ
瀬戸赤津の木々に囲まれた美山陶房には、ゆったりとした時が流れています。
5代にわたり脈々と受け継がれてきた伝統。
とりわけ窯元の原点は割烹食器として織部を焼いたことに発します。
丁寧に土を練り
鋭い眼差しで轆轤を引き
削り具合を音で確かめ
代々伝わる釉掛けを行い
この親子でしかできない阿吽の呼吸で窯を焚く
大切に守ってきたものはあたためながらも、それとは真逆の新しい事への挑戦も忘れないその姿勢は、気迫に満ち溢れ観るものを圧倒するかのような力強さを感じさせます。
古窯が立ち並ぶ瀬戸の美山陶房にあって、代々根付いた歴史を今に引継ぎ、日々の作陶に真摯に向き合う親子による競演。
東海地区では初となる今展で、心温まる作品の数々とその息吹をご堪能くださいませ。 名古屋栄三越

寺田康雄

「織部金銀のべ皿」
寺田康雄
「織部金銀のべ皿」
寺田鉄平

「炭化焼締新月壺」
寺田鉄平
「炭化焼締新月壺」
寺田康雄 「織部金銀彩花器」
寺田康雄
「織部金銀彩花器」

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