ポーラ銀座ビル15周年記念「マティス ― 色彩を奏でる」ポーラ ミュージアム アネックス

ポーラ銀座ビル15周年記念「マティス ― 色彩を奏でる」ポーラ ミュージアム アネックス

名称:ポーラ銀座ビル15周年記念「マティス ― 色彩を奏でる」ポーラ ミュージアム アネックス
会期:2024年10月4日(金) – 27日(日)【24日間】
休館日:10月7日(月)、15日(火)、21日(月)
開館時間:11:00 – 19:00 (入場は18:30まで) ※10月13日(日)と14日(月・祝)は12:00開館
入場料:無料
会場:ポーラ ミュージアム アネックス(〒104-0061 中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階)
主催:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
後援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ 
協力:ヤマト運輸株式会社 東京美術品支店 / あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
住所:〒104-0061東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F
TEL:03-5777-8600
URL:ポーラ ミュージアム アネックス

アンリ・マティス《道化師》『ジャズ』第1図、1947年刊、ステンシル/紙、ポーラ美術館
アンリ・マティス《道化師》『ジャズ』第1図、1947年刊、ステンシル/紙、ポーラ美術館

 ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)では、ポーラ銀座ビル15周年を記念した展覧会「マティス ― 色彩を奏でる」を、2024年10月4日(金)から27日(日)まで開催します。
 アンリ・マティスは20世紀を代表する画家の一人で、あざやかな色彩を大胆に用いて表現される作品は見る者に強い印象を与え、その独自の色彩感覚から“色彩の魔術師”と呼ばれています。また、感情を直接的に表現するマティスの制作スタイルは作品にダイナミズムを生み出し、色彩の配置やバランスはまるで音楽のように視覚的なリズムを感じさせます。
 本展覧会では、マティスが生涯を通して描き続けた室内画の名品、ポーラ美術館収蔵の《リュート》をはじめとした絵画5点と、晩年の傑作と言われる『ジャズ』(全20図)を展示します。
 会期中は、赤ちゃん連れでも来館いただきやすい赤ちゃんとの鑑賞会や、認知症の方を含む高齢者を対象にした対話型鑑賞会など、誰もが名画を楽しんでいただけるプログラムをご用意しています。また切り絵アーティストの福井利佐氏を講師に招き、マティスの切り絵の技法を取り入れたワークショップも実施予定です。
 マティスの眩(まばゆ)い色彩による躍動感あふれる生命のリズムを、ぜひこの機会にご体感ください。

アンリ・マティス《リュート》1943年、油彩/カンヴァス、ポーラ美術館
アンリ・マティス《リュート》1943年、油彩/カンヴァス、ポーラ美術館

作家プロフィールフランス北部に生まれたアンリ・マティス(1869-1954)はパリへ出て美術学校などで学んだ後、1905年のサロン・ドートンヌに原色を多用した荒々しい筆致による作品を出品し、「フォーヴ」(野獣)と評されます。1917年以降は制作の拠点をニースへと移し、地中海の明るい光のもと、あざやかな色彩によって室内の女性像を数多く描きました。晩年には、戦争や自身の病といった困難に見舞われますが、油彩画やドローイングに加えて切り紙絵の手法を採り入れて意欲的に作品を制作し、挿絵本『ジャズ』やロザリオ礼拝堂の装飾プログラムなど、分野を横断して芸術を展開しました。

アンリ・マティス《襟巻の女》1936年、油彩/カンヴァス、ポーラ美術館
アンリ・マティス《襟巻の女》1936年、油彩/カンヴァス、ポーラ美術館

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「手塚雄二展 雲は龍に従う 」そごう美術館
  2. 企画展「猫を愛でたい」茨城県天心記念五浦美術館
  3. 全国公募 第9回トリエンナーレ豊橋「星野眞吾賞展ー明日の日本画を求めてー」豊橋市美術博物館
ページ上部へ戻る