「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」東京ステーションギャラリー

《切った玉ねぎ》1965年、豊田市美術館

名称:「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」東京ステーションギャラリー
会期:2025年1月25日(土)~2025年3月16日(日)
会場:東京ステーションギャラリー
時間:10:00~18:00(金曜日~20:00)
   ※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日、2月25日(火)
   ただし2月4日、3月10日は開館
観覧料:一般 1,300円(1,100円)
   高校・大学生 1,100円(900円)
   中学生以下 無料
   ※( )内は前売料金[12/1~1/24オンラインチケットで販売]
   ※障がい者手帳等持参の方は200円引き(介添者1名は無料)
   ※オンライン www.e-tix.jp/ejrcf_gallery/(前売券・当日券)または東京ステーションギャラリー1階入口(当日券)でチケット販売
住所:〒100-0005  東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL : 03-3212-2485
URL:東京ステーションギャラリー

《白菜》1975年、豊田市美術館
《白菜》1975年、豊田市美術館

宮脇綾子(1905-1995)は身近なモノを対象に、布と紙で美しく親しみやすい作品を生み出しました。アプリケ、コラージュ、手芸などに分類されてきた彼女の作品は、しかしいずれの枠にも収まりきらない豊かな世界をつくり上げています。
モティーフにしたのは野菜や魚など、主婦として毎日目にしていたもの。それらを徹底的に観察し、時に割って断面をさらし、分解して構造を確かめる。たゆまぬ研究の果てに生み出された作品は、造形的に優れているだけでなく、高いデザイン性と繊細な色彩感覚に支えられ、いのちの輝きを見事に表現しています。
本展では、宮脇綾子をひとりの優れた造形作家として捉え、約150点の作品と資料を造形的な特徴に基づいて8章に分類・構成していきます。美術史のことばを使って分析することで、宮脇綾子の芸術に新たな光を当てようとする試みです。
自分の力によって創り出したものは、まことに尊いものだと言えます
―――――宮脇綾子『私の創作アップリケ 藍に魅せられて』より

《日野菜》1970年、豊田市美術館
《日野菜》1970年、豊田市美術館
《ねぎ》1964年、個人蔵
《ねぎ》1964年、個人蔵
《さしみを取ったあとのかれい》1970年、豊田市美術館
《さしみを取ったあとのかれい》1970年、豊田市美術館
《ひなげし》1969年、豊田市美術館
《ひなげし》1969年、豊田市美術館
《ひの菜》1978年、豊田市美術館
《ひの菜》1978年、豊田市美術館
《鰈の干もの》1986年、個人蔵
《鰈の干もの》1986年、個人蔵
《ねぎ坊主 おべんとうの折で》1970年、個人蔵
《ねぎ坊主 おべんとうの折で》1970年、個人蔵
《いい形・いい布》1986年、豊田市美術館
《いい形・いい布》1986年、豊田市美術館
《鮭の切り身とくわい》1980年、個人蔵
《鮭の切り身とくわい》1980年、個人蔵
《ガラス瓶の中のつる草》1986年、個人蔵
《ガラス瓶の中のつる草》1986年、個人蔵
《芽の出たさつまいも》1987年、豊田市美術館
《芽の出たさつまいも》1987年、豊田市美術館
《切った玉ねぎ》1965年、豊田市美術館
《切った玉ねぎ》1965年、豊田市美術館

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