名称:橘 葉月/中原 実香「私を通して人を見る 私を通して人を描く」Art Spot Korin
会期:2024年 12月10日(火)ー22(日)
会場:Art Spot Korin
開館時間:15:00 〜 19:00
最終日は18:00まで
休館日:月曜日
入場料:無料
住所:〒605-0089 京都市東山区元町367-5
TEL:075-746-3985
URL:Art Spot Korin
中原実香・橘葉月による「絵画における人物造形」をテーマとした絵画作品の展覧会。
中原は人間の精神の様相に着目し人間を描く一方で、橘はイメージに身体感覚を投影するため人間を描く。
互いに主題や表現方法は異なりながらも、自身の観察を通して人物を描くという共通のプロセスを持っている。
両作家は「自分を通してでしか世界を見れないという虚しさと歯痒さ」という共通の感覚を持ち制作を行っているが、
結果として生まれる絵画に対して鑑賞者が共感や没入感、読み解く姿勢を持った時、個人から始まった感覚は絵画を通して多くの人が感じる普遍的な感覚にまで昇華できるのではないかと考えており、
それらは両作家にとっての希望と考えている。
作家紹介:
橘 葉月
Instagram:@ttbnhzk
大きさを持つイメージとの対峙は、物質である絵画ができることの一つである。イメージの大きさは可変であり、だからこそ人と共有することは困難である。
見ているものをそのまま共有する方法の一つとして、実寸大の鏡像を絵に描いている。実寸大は作り手の視点からの大きさの主観を最小限にし、視点と物との対峙の場の再現をする。
2024 京都市立芸術大学 大学院美術研究科 油画 修士2回生
2023 京都市立芸術大学 油画専攻卒業
受賞歴
2023 京都市立芸術大学作品展2022 同窓会賞
個展
2023「熱視線」(芝田町画廊・大阪)
2021「鏡が見てるから、ここにいる。」(alternative space yuge・京都)
2021「鏡が見てるなら、そこにいる。」(京都市立芸術大学小ギャラリー・京都)
グループ展
2024 二人展「バケツを持っている時間」(HAPS HOUSE・京都)
2024「京都市立芸術大学作品展2023」(京都市立芸術大学)
2023「東九条芸術祭」(東九条実行委員会主催・京都)
2021「yy_25 vol.2」(ygion・京都)
2021 二人展「画室のパノラマ」(自主企画・ノランナラン・京都)
中原 実香
Instagram:@3mk.n12 HP:http://mikanakahara.boo.jp
不安や苦しみはどこから生まれ、どこへ去っていくのだろう。
孤独の中でも、人間関係の中でも、不安は隙間を見つけ影のように満ち、木々のざわめきのように、日がのぼり沈むように、繰り返し私たちを包む。
不安なのに笑ったり、辛い時に平気なふりをして、社会で生きるために人は本当の自分を奥底に隠す。私たちの本意は時に現れては、覆われまた隠される。
テンペラと油絵具で塗り隠しまた描き起こしながら繰り返し描く行為は、その目に見えない精神の揺らぎを掴むための行為なのではないかと考える。
移り変わってざわめく自然を、孤独や人間関係の有り様を観察し描きながら、絵画の中でその揺らぎを掴もうとしている。2024 京都市立芸術大学 大学院美術研究科 油画 修了
2022 京都市立芸術大学 油画専攻卒業
受賞歴
2024 京都市立芸術大学 作品展 「大学院市長賞」
2022 世界絵画大賞展
パブリックコレクション
2024 京都市立芸術大学
2022 京都銀行
個展
2024 「魂は燃える、肉は弱い」(芝田町画廊・大阪)
2023 「Seek the Lost」(芝田町画廊・大阪)
展示
2024 「ART FAIR ASIA FUKUOKA」(福岡国際センター・福岡)
2024 「ART KITAKAGAYA 2024」(Super Studio Kitakagaya)
2024 京都市立芸術大学 作品展2023(京都市立芸術大学)
2023 「Study:大阪関西国際芸術祭 vol:3」(グランフロント大阪)
2023 「目利きが選ぶmy favorite展」(Fei Art Museum・横浜)
2023 神戸アートマルシェ(神戸メリケンパークオリエンタルホテル)
2022 二人展「境界のむこう」(京都市立芸術大学 小ギャラリー)
2022 「このセカイ」(台湾中山堂)
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。