名称:「中山道と本陣-本庄宿と太田宿-」本庄早稲田の杜ミュージアム
会期:2024年10月12日(土曜日)~2025年1月13日(月曜日/祝日)
会場:本庄早稲田の杜ミュージアム 早稲田大学展示室
開館時間:午前9時~午後4時30分
入館料:無料
休館日:月曜日(休日の場合は翌日)・年末年始(12月28日~1月3日)
住所:〒367-0035 埼玉県本庄市西富田1011
TLE:0495—71—6878
URL:本庄早稲田の杜ミュージアム
江戸時代に日本橋から京都までをつないだ中山道。 中山道には草津・大津を含めて69の宿駅があり、 現在の本庄市には10番目の宿である本庄宿がありました。宿駅は街道の要所要所に設けられ、休憩・宿泊のための施設、荷物や手紙の運送に関わる施設が置かれていました。宿駅に置かれた宿泊施設のなかでも、諸大名や公家、幕府の役人といった身分の高い人々が宿泊するための施設は、本陣や脇本陣と呼ばれ、宿駅のなかでも最も重要な施設でした。
本庄宿には田村本陣と内田本陣という2つの本陣が置かれていました。田村家には大名等の休憩や宿泊の記録をまとめた「休泊控帳」が現存し、寛永19 (1642)年から文久3 (1863)年までの221年間の記録が残されています。「休泊控帳」には休泊日・大名の名前・人数・献上品・下賜金・食事内容など多岐にわたる内容が記され、本陣当主の職務にあたる姿をみることができます。
今回の企画展は、早稲田大学が文化交流協定を結んでいる岐阜県美濃加茂市にある美濃加茂市民ミュージアムとの共催展として開催します。美濃加茂市には中山道51番目の宿である太田宿があり、2020年度には太田宿本陣の資料が美濃加茂市民ミュージアムの収蔵品に加わりました。
企画展では、本陣の機能や大名家とのやりとりについて市所蔵・市寄託資料を中心に展示するとともに、早稲田大学所蔵の街道関係資料、美濃加茂市民ミュージアム所蔵の太田宿本陣資料を併せて展示することで、多くの大名が通行した中山道とそれを迎えた本陣の姿を紹介します。
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