金澤翔子 「命の筆 - 金澤翔子の光と軌跡 - 」Gallery 天地人

金澤翔子 「命の筆 - 金澤翔子の光と軌跡 - 」Gallery 天地人

名称:金澤翔子 「命の筆 - 金澤翔子の光と軌跡 - 」Gallery 天地人
会期:2025年1月10日(金)〜2025年3月2日(日)
会場:Gallery 天地人
開館時間:10:30 〜 17:30
休館日:火曜日
入場料:無料
住所:〒899-4203 鹿児島県霧島市霧島大窪418-3
TEL:099-813-7481
URL: Gallery 天地人

金澤翔子さんの書はとても力強く、それはまるで「生きている」と、多くの人が口を揃える。
これは技術だけの問題ではない。
一つひとつの文字に、線に、墨に、そのすべてに魂が込められている。
ダウン症として生まれた翔子さんは、母・泰子さんとともに5歳から書道を始め、
その後も建長寺、建仁寺、東大寺、伊勢神宮といった著名な神社仏閣で奉納揮毫を実現している。
翔子さんはいつも書き始める前に、なにか祈りのようなものを捧げている。
そして誰よりも、この世界への平和を祈っている。
翔子さんのまわりにいる人たちや翔子さんの住む街はとても穏やかだ。
翔子さんの織り成す世界。
幸せの連鎖とはこういうことなのだろうと思う。
そして翔子さんの心のなかにはいつだって、母・泰子さんがいる。
この記事を書く私にも、年の離れたダウン症の弟がいる。
闇も、光も、恐ろしかっただろう。
それでも光を信じ、ただただ祈り続けてきた。
命の尊さ、愛おしさ、感謝。そして、今を生きるということ。
忘れかけていた大切な記憶を、
文字を通じて私たちの魂に呼びかけている気がする。
翔子さんの文字は、生きている。
翔子さんの文字は、愛そのものだ。
まだまだ伝えたいことはたくさんあるが、
翔子さんの綴る文字を、ぜひ会場でご自身の目で、心で感じていただきたい。
2025年の始まりに金澤翔子さんの展示会を開催することができ、
スタッフ一同、とても幸せに思います。
これは、母と娘が紡いできた、愛の物語。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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