細見コレクション「若冲と江戸絵画」細見美術館

細見コレクション「若冲と江戸絵画」細見美術館

名称:細見コレクション「若冲と江戸絵画」細見美術館
会期:2025年3月1日(土) – 5月11日(日)
会場:細見美術館
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:毎週月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水)
入館料:一般1,800円 学生1,300円
主催:細見美術館 京都新聞(予定)
住所:〒606-8342京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
TEL:075-752-5555
URL:細見美術館

伊藤若冲 《雪中雄鶏図》 江戸中期 細見美術館蔵
伊藤若冲 《雪中雄鶏図》 江戸中期 細見美術館蔵

 江戸時代絵画を代表する絵師として知られる伊藤若冲(1716~1800)。精緻な描写、鮮やかな色彩や自由闊達な水墨表現は、対象を独自の視点で捉えた瑞々しい絵画世界を形成し、多くの人を魅了しています。
 細見コレクションの若冲作品の特徴は、初期作と晩年作が見られるところにあります。彩色画の《雪中雄鶏図》や《糸瓜群虫図》は30代の作。早くも若冲の独創的な描写が見出され、のちの《動植綵絵》(皇居三の丸尚蔵館)につながる重要な作品と位置づけられています。
 一方で、若冲の画業において質・量ともに見逃せない水墨画は、細見コレクションでも大きな割合を占めています。80代の筆とされる《群鶏図》や《鼠婚礼図》など、絶妙な墨技によって動物を表情豊かに描いています。
 本展では、細見コレクションより若冲とその弟子とされる若演の作品のほか、江戸時代のさまざまな絵師による作品を展観、若冲と江戸時代絵画の豊かな表現をお楽しみください。

伊藤若冲 《糸瓜群虫図》 江戸中期 細見美術館蔵
伊藤若冲 《糸瓜群虫図》 江戸中期 細見美術館蔵
伊藤若冲 《鼠婚礼図》 寛政8年(1796)頃 細見美術館蔵
伊藤若冲 《鼠婚礼図》 寛政8年(1796)頃 細見美術館蔵
伊藤若冲 《群鶏図》 寛政8年(1796)頃 細見美術館蔵
伊藤若冲 《群鶏図》 寛政8年(1796)頃 細見美術館蔵
若演 《釣瓶に鶏図》 江戸後期 細見美術館蔵
若演 《釣瓶に鶏図》 江戸後期 細見美術館蔵
池大雅 《児島湾真景図》 江戸中期 細見美術館蔵
池大雅 《児島湾真景図》 江戸中期 細見美術館蔵

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