企画展:開館44年収集の軌跡Ⅰ「○△▢美濃桃山陶の形展」土岐市美濃陶磁歴史館

企画展:開館44年収集の軌跡Ⅰ「○△▢美濃桃山陶の形展」土岐市美濃陶磁歴史館

名称:企画展:開館44年収集の軌跡Ⅰ「○△▢美濃桃山陶の形展」土岐市美濃陶磁歴史館
会期:2023年6月10日(土)〜9月3日(日)
開館時間:午前10時〜午後4時30分(⼊館は午後4時まで)
料金:一般200円(150円)、大学生100円(70円)
   ※( )内は20名以上の団体料金
   高校生以下無料
   障がい者手帳をお持ちの方および介助者1名まで無料
休館日:月曜日、祝日の翌日(7/17、8/12は開館)
会場:土岐市美濃陶磁歴史館
住所:〒509-5142岐阜県土岐市泉町久尻1263
TEL:0572-55-1245
URL:土岐市美濃陶磁歴史館

「開館44年収集の軌跡Ⅰ  〇△□ 美濃桃山陶の形展」土岐市美濃陶磁歴史館
「開館44年収集の軌跡Ⅰ  〇△□ 美濃桃山陶の形展」土岐市美濃陶磁歴史館

昭和54(1979)年に開館した⼟岐市美濃陶磁歴史館は、今年、開館44年を迎えます。
そして、現在、新しい博物館の建設計画が進⾏しているため、まもなく、当館はその歴史に幕を降ろし、新館へと⾐替えすることになります。休館を間近に控え、令和5年度は年間を通じ、当館の資料収集の軌跡を振り返る展⽰をシリーズで開催します。
第1回は、当館収蔵資料の核となる「美濃桃⼭陶」をテーマに展⽰します。美濃桃⼭陶とは、茶の湯が流⾏した安⼟桃⼭時代から江⼾時代初頭(16世紀末〜17世紀初)に美濃で⽣産された茶陶のことをいい、⻩瀬⼾、瀬⼾⿊、志野、織部といった種類があります。当時、美濃桃⼭陶⽣産の中⼼となった窯の1つが⼟岐市にある国史跡「元屋敷陶器窯跡」(元屋敷窯)です。今から44年前、当館は元屋敷窯のほど近くに開館し、それ以来、元屋敷窯および同時代の窯の出⼟品や伝世の美濃桃⼭陶を調査研究と収集の中⼼に据えてきました。
本展では新博物館での展⽰も⾒据え、⻑年、当館が収集した美濃桃⼭陶について、楽しみながら鑑賞していただく試みを⾏います。タイトルにある「〇△□」は、茶陶の流⾏に伴い起きた器形の変化を表します。美濃桃⼭陶の誕⽣によって、ロクロ成形による正円形が基本だった陶器の形が変化していきます。作品を横からみたり、上からみたり、様々な視点で観てみたら、いったいどんな形がみえてくるのか?
展⽰室でお楽しみください。

「開館44年収集の軌跡Ⅰ  〇△□ 美濃桃山陶の形展」土岐市美濃陶磁歴史館
「開館44年収集の軌跡Ⅰ  〇△□ 美濃桃山陶の形展」土岐市美濃陶磁歴史館

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る