特別展「夢みる光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―」国立公文書館

特別展「夢みる光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―」国立公文書館

名称:特別展「夢みる光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―」国立公文書館
会期:2024年3月16日(土)〜5月12日(日)
会場:国立公文書館 東京本館
開館日時:月〜日曜日 午前9時15分〜午後5時00分
休館日:4月8日(月)
   ※閲覧室の開室日時とは異なります。ご注意ください。
   ※4月26日(金)、5月10日(金)は午後8時00分まで開館。
入場料:無料
住所:〒102-0091東京都千代田区北の丸公園3-2
TEL:03-3214-0621
URL:国立公文書館

特別展「夢みる光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―」国立公文書館
特別展「夢みる光源氏―公文書館で平安文学ナナメ読み!―」国立公文書館

令和6年春の特別展では「夢」をテーマに、『源氏(げんじ)物語(ものがたり)』やその注釈書を中心とした平安文学に関する資料を展示します。 和歌や物語には、「夢」が神仏のお告げであったり、亡き人からの伝言であったり、不思議な力を持つものとして描かれています。それは当時の信仰・文化の一つであり、 これらを読むことによって平安貴族の精神世界に迫ることができます。
 この機会にぜひ「夢」を通して「公文書館で平安文学ナナメ読み」をお楽しみください。

枕草子(まくらのそうし)
 清少納言(せいしょうなごん)が記した随筆。
 平安貴族は「夢」で吉凶を占っていました。「うれしきもの」の章段には、「夢占い」に一喜一憂する様子が記されています。
 展示資料は慶長年間(1596~1615)に刊行された古活字版(こかつじばん)(16世紀末~17世紀初めに活字で印刷した書物)で、紅葉山文庫(もみじやまぶんこ)旧蔵書です。
枕草子(まくらのそうし)  清少納言(せいしょうなごん)が記した随筆。  平安貴族は「夢」で吉凶を占っていました。「うれしきもの」の章段には、「夢占い」に一喜一憂する様子が記されています。  展示資料は慶長年間(1596~1615)に刊行された古活字版(こかつじばん)(16世紀末~17世紀初めに活字で印刷した書物)で、紅葉山文庫(もみじやまぶんこ)旧蔵書です。
源氏物語(げんじものがたり)
 紫式部(むらさきしきぶ)が著した長編物語。
 「夕顔(ゆうがお)」の巻では、光源氏(ひかるげんじ)の「夢」に現れた女がやがて物(もの)の怪(け)となって出現し、夕顔を取り殺してしまいます。
 展示資料は承応3年(1654)に挿絵入りで出版されたもので、紅葉山文庫旧蔵書です。
源氏物語(げんじものがたり)  紫式部(むらさきしきぶ)が著した長編物語。  「夕顔(ゆうがお)」の巻では、光源氏(ひかるげんじ)の「夢」に現れた女がやがて物(もの)の怪(け)となって出現し、夕顔を取り殺してしまいます。  展示資料は承応3年(1654)に挿絵入りで出版されたもので、紅葉山文庫旧蔵書です。
小右記(しょうゆうき)
 平安時代中期の貴族である藤原実資(ふじわらのさねすけ)の日記。
 長和5年(1016)5月18日条には、藤原道長(ふじわらのみちなが)の死の「夢」を見た者が現れ、道長の死が噂されます。これを実資は「夢は虚実通うもの」と述べています。
 展示資料は現存部分全ての記事が記載された写本です。貞享元年(1684)に書写されたもので、紅葉山文庫旧蔵書です。
小右記(しょうゆうき)  平安時代中期の貴族である藤原実資(ふじわらのさねすけ)の日記。  長和5年(1016)5月18日条には、藤原道長(ふじわらのみちなが)の死の「夢」を見た者が現れ、道長の死が噂されます。これを実資は「夢は虚実通うもの」と述べています。  展示資料は現存部分全ての記事が記載された写本です。貞享元年(1684)に書写されたもので、紅葉山文庫旧蔵書です。

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