「マイセン磁器―恋する表情」下瀬美術館

「マイセン磁器―恋する表情」下瀬美術館

名称:「マイセン磁器―恋する表情」下瀬美術館
会期:2024年12月1日(日)〜2025年2月16日(日)
会場:下瀬美術館
開館時間:9:30 〜 17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜日
   (祝休日の場合は開館)
   12月30日、31日、1月1日は休館
入場料:一般 1800円(1500円)、高校生・大学生 900円(800円)、中学生以下 無料
   ※( )内は20名以上の団体、大竹市民割引料金
   ※障害者手帳をご提示の方とその同伴者1名は無料
住所:住所:〒739-0622 広島県大竹市晴海2-10-50
電話:0827944000
URL:下瀬美術館

マイセン窯はヨーロッパで最初の磁器製作所として知られ、1710年の設立以来、今日にいたるまで、洗練された技術によって数々の芸術性に富んだ作品を世に生み出してきました。その誕生の背景には、中国や日本の磁器に恋焦がれたザクセン選帝候フリードリッヒ・アウグスト1世(1670-1733)の物語がありました。芸術に造詣が深かった彼は、とりわけ東洋磁器を熱心に収集し、ついには独自の磁器の製造を夢見て、その開発に乗り出したのです。こうして誕生したマイセン磁器は、やがて西洋の芸術様式を取り入れながら発展し、多くの人々を魅了する存在となっていきます。
本展は、マイセン窯の黄金期とも言われる18世紀半頃に考案された磁器人形を中心に、当館所蔵作品に個人所蔵の作品を加えた約50点を展示し、マイセン磁器の魅力に迫るものです。その躍進を支えた彫刻家ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー(1706-1775)の代表作《猿の楽隊》や《山羊に乗った仕立屋》をはじめ、登場人物たちの繊細な仕草や表情が印象的な《エウロペ》、貼花装飾を施した《貼花装飾テーブル》や《シャンデリア》など、18世紀ヨーロッパの華やかな宮廷生活を感じさせる優美な磁器の世界をお楽しみください。

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