「日本画家 入江酉一郎(いりえゆういちろう)のどうぶつ画」笠岡市立竹喬美術館

「日本画家 入江酉一郎(いりえゆういちろう)のどうぶつ画」笠岡市立竹喬美術館

名称:「日本画家 入江酉一郎(いりえゆういちろう)のどうぶつ画」笠岡市立竹喬美術館
会期:2024年11月16日(土)〜2025年2月2日(日)
会場:笠岡市立竹喬美術館
開館時間:9:30 〜 17:00
休館日:月曜日
   12月23日〜1月3日、1月14日は休館
   1月13日は開館
入場料:一般 800円、高校生以下 無料
住所:〒714-0087岡山県笠岡市六番町1-17
TEL:0865-63-3967
URL:笠岡市立竹喬美術館

入江酉一郎《牛》昭和52(1977)年 第9回改組日展 個人蔵
入江酉一郎《牛》昭和52(1977)年 第9回改組日展 個人蔵

このたび笠岡市立竹喬美術館では、現代日本画を代表する動物画家として活躍した入江酉一郎(1921-2013)の展覧会を開催します。
入江酉一郎は、大正10(1921)年京都市上京区に生まれました。父は、国画創作協会の画家であり、また模写の第一人者として知られる入江波光です。昭和16(1941)年、京都市立絵画専門学校卒業後、研究科に進学しますが、昭和18(1943)年出征のため、京都を離れます。戦後、復員し、昭和22(1947)年に、父・波光が携わる法隆寺壁画模写に助手として参加します。
昭和33(1958)年に晨鳥社に加わり、近代花鳥動物画に新生面を拓いた山口華楊に師事します。この年、第11回晨鳥社展へ《野立て》を初出品し、以降、出品を重ねていきます。昭和38(1963)年、日展に《禿鷲》が初入選、昭和45(1970)年には、第2回改組日展において《カンガルー》が特選白寿賞受賞、昭和53(1978)年にも、第10回改組日展で《ライオン》が特選を受賞します。単純化したフォルムに、鮮明な色彩を加えて、童心を喚起させる愛らしい動物画、そして微笑ましい人物画を描き、平成25(2013)年に92歳で亡くなるまで、独自の画風を追求し、京都の日本画に一時代を画しました。
本展覧会では、日展、日春展、晨鳥社展に出品した作品を中心にご紹介します。人々の心に和みを与える酉一郎ワールドをご堪能ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「地域のお宝展Ⅱ」信州高遠美術館
  2. 企画展「遠賀川式土器と弥生文化の広がり」九州歴史資料館
  3. 酒資料室「伝統的酒造りの近現代」白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)
ページ上部へ戻る