名称:貞享本當麻曼荼羅修理完成記念 特別展「中将姫と當麻曼荼羅―祈りが紡ぐ物語」奈良国立博物館
会期:2022年7月16日(土)~8月28日(日)
会場:奈良国立博物館 西新館
休館日:毎週月曜日
※ただし、7月18日(月・祝)・8月15日(月)は開館、7月19日(火)
開館時間:午前9時30分~午後6時(毎週土曜日は午後7時まで)
※入館は閉館の30分前まで
同時期開催のわくわくびじゅつギャラリー(東新館)、名品展(なら仏像館・青銅器館)とは休館日・開館時間が異なります。
また、会期・開館時間は今後の諸事情により変更する場合があります。
主催:奈良国立博物館、當麻寺、読売新聞社、NHK奈良放送局
協力:日本香堂、仏教美術協会
住所:〒630-8213奈良県奈良市登大路町50
TEL:050-5542-8600
URL:奈良国立博物館
奈良・當麻寺の本尊である綴織當麻曼荼羅(国宝、當麻寺蔵)は1250年前に現れた奇跡の曼荼羅として尊ばれてきました。そして、その成立に極楽往生を望んだ奈良時代の貴族の娘である中将姫が関わったことは、鎌倉時代から現代にいたるまで、広く知られています。
この奈良時代の綴織當麻曼荼羅を、江戸時代に写したものが貞享本當麻曼荼羅で、貞享3年(1686)に完成しました。本展は、この貞享本當麻曼荼羅の本格修理が、このたび完成したことを記念して開催する展覧会です。修理後のその美しい姿をご覧いただき、修理過程で確認された新資料を紹介しながら、貞享本製作プロジェクトの全貌をお示しするとともに、貞享本の製作を當麻曼荼羅信仰史のひとつの画期と捉え、周辺の當麻曼荼羅信仰や、連動する中将姫信仰の動向についてご紹介いたします。日本一の霊像として信仰され続けてきた當麻曼荼羅と、女人往生の主人公として長く人々に愛されてきた中将姫が人々に尊ばれ、そして人々を救ってきた歴史に触れていただければ幸いです。
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