名称:コレクション展「鴎外の東京の住まい」文京区立森鴎外記念館
会期:2022年8月5日(金)~2022年10月16日(日)
※会期中の休館日 8月22日(月)、23日(火)、9月26日(月)、27日(火)
会場:文京区立森鴎外記念館 展示室2
開館時間:10時~18時(最終入館は閉館30分前)
観覧料:一般300円(20名以上の団体:240円)
※中学生以下無料、障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
※文京ふるさと歴史館入館券、パンフレット(押印入)、友の会会員証ご提示で2割引き
協力:谷口建築設計研究所、谷口吉郎・吉生記念 金沢建築館、陶器二三雄建築研究所、博物館明治村、文京ふるさと歴史館
住所:〒113-0022東京都文京区千駄木1-23-4
TEL:03-3824-5511
URL:文京区立森鴎外記念館
島根県津和野町に誕生した鴎外は、10歳で上京してから60歳で死去するまで東京が拠点でした。向島(墨田区)、千住(足立区)、根岸(台東区)、池之端(台東区)、向丘(文京区)に住まいを移し、30歳で文京区立森鴎外記念館があるこの地(文京区千駄木)に転居します。住まいを「観潮楼」と名付け、1922(大正11)年に死去するまで暮らしました。
鴎外の住まいがあった場所は、現在もゆかりの地として守られています。観潮楼は火災や戦災で焼失しますが、戦後、いち早く顕彰事業に取り組み、鴎外『沙羅の木』詩碑(1954年)や文京区立鴎外記念本郷図書館(1962年)を経て、2012(平成24)年に当館が開館しました。
本展では、鴎外の東京の住まいを、書簡や家族の著述、図面や写真などをとおして紹介します。また、鴎外も家屋も失った観潮楼跡地が、鷗外を慕う人々によって顕彰の地として蘇り、現在に至る軌跡を辿ります。
鴎外が家族と過ごし、執筆に励み、仲間たちと語らった住まいがあったからこそ、ここに文京区立森鴎外記念館があるのです。当館は今年11月に開館10周年を迎えます。
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