特別展「走湯山と伊豆修験―知られざる山伏たちの足跡―」國學院大學博物館

特別展「走湯山と伊豆修験―知られざる山伏たちの足跡―」國學院大學博物館

名称:特別展「走湯山と伊豆修験―知られざる山伏たちの足跡―」國學院大學博物館
会期:2022年11月12日(土)〜2023年1月22日(日)
開館時間:開館時間:10時~18時(最終入館17時30分)
入館料:無料
   本学の学生だけでなく、どなたでも入館無料でご利用いただけます。
休館日:毎週月曜日(1月9日は開館)、12月26日~1月6日、1月14日~15日
会場:國學院大學博物館
住所:〒150-8440東京都渋谷区東四丁目10−28 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター(AMC)地下1階
TEL:03-5466-0359
URL:國學院大學博物館

特別展「走湯山と伊豆修験―知られざる山伏たちの足跡―」國學院大學博物館
特別展「走湯山と伊豆修験―知られざる山伏たちの足跡―」國學院大學博物館

 かつて、伊豆国には、数多くの修験者たちがいました。彼らが拠った走湯山は、明治初年の神仏判然令によって伊豆山神社と改められるまで、「走湯権現」「伊豆権現」などと呼ばれ、広く信仰を集めた東国有数の霊場です。
 本展では、日本独自の宗教である修験道の成り立ちや、その開祖とされる役行者神変大菩薩について触れた上で、伊豆走湯山の歴史・信仰と、これまで実態が語られてこなかった伊豆修験の姿について紹介していきましょう。
 また、この令和4年(2022)は、いわゆる修験道廃止令が発せられた明治5年(1872)から数えて150年の節目にあたります。近代国家の形成過程においては、神道の国教化、神仏判然、世襲神職の廃止、陰陽道・修験道の禁止、仏教諸宗派の統廃合など、宗教の合理化も目指されました。この展示は、かかる紆余曲折の中で失われた伊豆修験の伝承を、 歴史学・考古学的な方法を通して復元しようとする試みの一端でもあるのです。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る