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行書自書詩巻 2009年3月20日更新

行書自書詩巻
【和:ぎょうしょじしょしかん
【中:Xing shu zi shu shi juan
明・清|彫刻・書画|>行書自書詩巻

陳継儒
一巻
紙本墨書
縦二五・八 全長二三〇・八
明時代・崇禎七年(一六三四)
上海博物館
 陳継儒(一五五八~一六三九)は、董其昌(一五五五-一六三六)の書画理論の最も重要な追随者であった。陳継儒の書は主に蘇軾(一〇二六-一一〇一)や米芾(一〇五一-一一〇七)を学んだが、創作態度は董其昌の「率意」に傾倒したため、おおまかな趣は似ているが、具体的な作品についていえば、多くは自ら新しいスタイルを打ち出している。この作品も、字形は縦長にとりながら俊逸の風があり、また側筆の筆法はさらに米芾に近いものがある。巻末に「陳継儒書于水辺林下、時七十有七」の落款があり、「糜公」(白文印)「陳継儒印」(朱文印)が押されている。この巻は銭鏡塘氏の旧蔵品である。出所:書の至宝-日本と中国2006
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