「和(なごみ)のガラス―くらしを彩ったびいどろ、ぎやまん」神戸市立博物館

「和(なごみ)のガラス―くらしを彩ったびいどろ、ぎやまん」神戸市立博物館

名称:「和(なごみ)のガラス―くらしを彩ったびいどろ、ぎやまん」
会期:2020年10月3日(土曜) ~ 2020年11月23日(月曜)
休館日 月曜日 ※ただし、11月23日(月曜・祝日)は開館
開館時間:10時~18時
  ※ただし、金曜日は20時、土曜日は21時まで開館
  ※入場はそれぞれ閉館30分前まで
主催:神戸市立博物館、読売新聞社
後援:NHK神戸放送局、Kiss FM KOBE
協賛:一般財団法人 みなと銀行文化振興財団 公益財団法人 日本教育公務員弘済会 兵庫支部
入場料:当日一般1,000円(800円) 大学生500円(400円) 高校生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金。
  ※本展観覧券でコレクション展示室の料金が割引になります。
  ※神戸市在住で満65歳以上の方は、当館券売窓口にて証明書類の提示により500円。
  ※障がいのある方は障がい者手帳などの提示で無料。
住所:〒650-0034兵庫県神戸市中央区京町24
TEL:078-391-0035
URL:神戸市立博物館
  現在の私たちが生活する中で、ごく当たり前の存在となっている「ガラス」。日本で本格的に製造が始まったのは17世紀半ば頃とされます。江戸時代のガラスは、“びいどろ”、“ぎやまん”と呼ばれ、当時輸入されていたヨーロッパ製のガラスや洋書を参考に発展していきました。
職工たちは、限られた情報の中で製造にあたっていたにも関わらず、食席を飾る器、酒宴に花を添える盃、笄(こうがい)や櫛といった装身具や装飾品、室内を彩る調度品をはじめ、ヴァラエティ豊かなガラスを製造しています。“びいどろ”“ぎやまん”には、かたちにゆがみがあるもの、青色や黄色味を帯びた無色のガラス器も少なくありません。これらの和ガラスが持つ素朴で、自然な造形は、私たちの心を惹き付けるのです。
本展では、江戸時代から明治時代の人々のくらしを彩った160件の“びいどろ”“ぎやまん”をご紹介します。箱書きや文献資料を読み解くことで、当時の人々がどのようにガラスを味わい、楽しんでいたのかを浮き彫りにすることも目的の一つとしています。素朴さや穏やかさといった特色をもち、見るものを和(なご)ませる、和(わ)ガラスの魅力に触れる機会となれば幸いです。

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