「遠州・不昧と大名家の茶」中之島香雪美術館

「遠州・不昧と大名家の茶」中之島香雪美術館

名称:「遠州・不昧と大名家の茶」中之島香雪美術館
会期:2021年4月3日(土)~6月13日(日)
  前期:4月3日(土)~5月9日(日)
  後期:5月11日(火)~6月13日(日)
休館日:月曜日<5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)は休館>
開館時間:10時~17時
  (入館は16時30分まで)
夜間特別開館:2021年4月15日(木)、5月13日(木)、6月10日(木)限定で延長開館いたします。
  10時 ~ 19時30分(入館は19時まで)
  ※通常は17時閉館です。

主催:公益財団法人 香雪美術館、朝日新聞社
住所:〒530-0005大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4
TEL:06-6210-3766
URL:中之島香雪美術館
 桃山時代(16世紀)に千利休(1522~91)によって完成をみた「侘び茶」は、その後の茶人によって、様々に展開します。
 利休没後に茶の湯の世界をリードした大名であり茶人でもあった古田織部<ふるたおりべ>(1543~1615)は、質素を旨とする利休の好みとは真逆の、歪みを伴う力強い造形の茶道具を好みました。織部没後は、その弟子である大名茶人の小堀遠州<こぼりえんしゅう>(1579~1647)が、茶の湯の世界を牽引します。遠州は、師の織部とは異なる端正で洗練された造形の茶道具を好みました。出雲松江藩主の松平不昧<まつだいらふまい>(1751~1818)は、遠州に憧れ、遠州好みの茶道具について、茶入を分類するなど体系化を試みました。遠州から不昧を経て形成された茶道具の美意識や価値観は、現在の茶の湯にも色濃く残っています。
 公益財団法人香雪美術館が所蔵する多種多様な美術品の多くは、朝日新聞社の創業者である村山龍平<むらやまりょうへい>(1850~1933)が収集したものです。本展では茶の湯に傾倒した村山が収集した茶道具のなかから、かつて遠州や不昧が所持した作品や、彼らの好みを反映した作品、その他、仙台藩主伊達家など江戸時代に大名家が秘蔵していた茶道具約70点を紹介します。

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