2021年度久万美メッセ「自由の再来 三好滋展」町立久万美術館

2021年度久万美メッセ「自由の再来 三好滋展」町立久万美術館

名称:2021年度久万美メッセ「自由の再来 三好滋展」町立久万美術館
開催期間:2021年5月20日(火)~2021年8月29日(日)
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
住所:〒791-1205愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生2番耕地1442-7
TEL:0892-21-2881
URL:町立久万美術館

2021年度久万美メッセ「自由の再来 三好滋展」町立久万美術館
2021年度久万美メッセ「自由の再来 三好滋展」町立久万美術館

今治出身作家・三好滋(今治市生まれ。1937-)による立体、シルクスクリーンが展示されます。

1964年、戦後の前衛美術を発表する場であった「読売アンデパンダン展」が廃止された。このことをきっかけに全国各地で野外展が開かれ、前衛美術を発表する場が生まれる。この動きは愛媛も例外ではない。1969年、70年に松山市で開催された「愛媛野外美術展」は、県内・近隣の県から集まった芸術家が、自己のエネルギーを解放させた展覧会であった。彼らの動きは、それまで閉鎖的であった愛媛の美術界に、新たな流れを呼び込んだ。

60年代後半より積極的なグループ活動を行っていた三好滋(今治市生まれ。1937-)も、そのうちの一人である。「愛媛野外美術展」以後も当時の精神を維持し時代を問い掛ける作品を発表してきた。

現代、愛媛の美術活動には、かつてほどの活発な動きは見られない。窮屈な時代を生きる私たちにとって、自由であった時代を見つめ直すことは、新たな自由、活性化への道標となるだろう。

作家プロフィール

​三好滋(みよし・しげる)

1937年今治市生まれ。1960年代初めは油彩を取り組んでいたが、1968年開催「ビート’68(松山市)」に立体作品を発表したのをきっかけにグループ活動を行う。1969、70年開催「愛媛野外芸術展」に参加。プラスチックの板を組み合わせた立体作品を展示した。以後、森堯茂、坪内晃幸らと共に現代美術の展覧会に参加する。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「オダイバ恐竜博覧会2024」フジテレビ本社屋
  2. 「カイつまんで、ヒモときます。 ~しな水の貝展~」しながわ水族館
  3. 「アイナ・ジ・エンド photo exhibition ‐幻友‐」PARCO MUSEUM TOKYO
ページ上部へ戻る