「島袋道浩 二度起こること:象が海からやってくる」長崎県美術館

「島袋道浩 二度起こること:象が海からやってくる」長崎県美術館
©SHIMABUKU Photo:松田雅代

名称:「島袋道浩 二度起こること:象が海からやってくる」長崎県美術館
会期:2021年07月15日(木) ~ 2021年09月12日(日)
開館時間:10:00~20:00(最終入場19:30)
休館日:7月19日(月) ※8月10日(火)は休室
会場:常設展示室 第4室
住所:〒850-0862長崎県長崎市出島町2-1
TEL:095-833-2110
URL:長崎県美術館

長崎開港450周年を記念し、「島袋道浩 二度起こること:象が海からやってくる」を開催いたします。本展は、「長崎開港450周年記念 長崎港をめぐる物語」関連企画として実施する「象が海からやってくる」の模様を映像展示によって紹介するものです。島袋道浩氏は1990年代初頭より、国内外のさまざまな場所を舞台にパフォーマンスやインスタレーション作品を制作・発表してきた国際的に活躍するアーティストです。
 享保13年(1728)、ベトナムから長崎にやってきた象は、徳川吉宗に献上されるべく、江戸城までの道のりを歩いて向かいました。時を経て平成13年(2001)、北九州市立美術館で行われたグループ展『6th北九州ビエンナーレ~ことのはじまり~』において、同地に伝わる象の物語に着想を得た島袋氏は、木と紙で象を作り、北九州や小倉の町、長崎街道を象とともに歩きました。島袋氏はこのプロジェクトを「二度起こること:象の話し」と名付けます。その後、今回までの約20年間、北九州や佐賀など長崎街道沿いの場所を舞台に、象はたびたび島袋氏や地域の人々とともに町中を歩き、新しい物語を紡いできました。そして今回実施するプロジェクト「象が海からやってくる」では、象が海の向こうからやってきた、そのことが島袋氏独自の方法で再現されています。
 本展では、「象が海からやってくる」の模様を記録した映像作品を中心に、島袋氏がこれまで行ってきた象のプロジェクト「二度起こること:象の話し」に関する映像も展示します。
 長崎港は開港以来、長崎の歴史と文化を紡ぎだす中心的な存在であり続けています。長崎開港450周年の節目に開催する本展が、長崎において育まれてきた海との深い関わりを見つめ直し、その魅力や意義をこの先の未来へとつないでいく契機となれば幸いです。

島袋道浩(しまぶく みちひろ)
1969年、神戸市生まれ。那覇市在住。
1990年代初頭より世界中を旅しながら、そこに生きる人々の生活や新しいコミュニケーションのあり方に関するパフォーマンスやインスタレーション作品などを制作している。詩情とユーモアに溢れつつメタフォリカルに人々を触発するような作風は世界的な評価を得ている。近年はモナコ国立新美術館やクンストハーレ・ベルンなどで個展が開催される。ヴェネツィア・ビエンナーレ(2003、2017年)、サンパウロ・ビエンナーレ(2006年)、あいちトリエンナーレ2010、ハバナ・ビエンナーレ(2015年)、リヨン・ビエンナーレ(2017年)などに参加。Reborn Art Festival 2019(宮城)ではキュレーターも務める。

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