「虫明焼 黒井千左 作陶展」京王百貨店新宿店

灰釉四方青線文 花入 18.8×25.5cm

名称:「虫明焼 黒井千左 作陶展」京王百貨店新宿店
会期:9月30日(木)→10月6日(水)※最終日は午後3時まで
場所:京王ギャラリー
住所:〒160-8321東京都新宿区西新宿1-1-4
TEL: 03(3342)2111
URL: 京王百貨店新宿店

およそ300年前から始まったと言われている虫明焼。灰釉の持っているおとなしく飽きのこない色調です。お茶席などでの色々な取り合わせにおいて、虫明焼はどの焼物にもしっくりとなごみます。茶盌、水指、大皿、花入など、展覧即売いたします。

窯変荒土月に落鴈文茶盌 12.9×8.2cm
窯変荒土月に落鴈文茶盌 12.9×8.2cm

【ごあいさつ】
東京オリンピック・パラリンピックも終わり、実りの秋となりました。コロナ禍で我々作家も発表の場が失われた一年でしたが、ワクチン接種も進み、収束への歩みを着実に進めています。いつまでも自粛ばかりでは人々の心は疲弊してしまいます。心地よい季節の今こそ、温かみのある器に触れて、心が和む楽しい時間を過ごしていただきたく、力作を揃えました。虫明焼の魅力であるおとなしい色合いと侘びた風情の伝統物に、磨きをかけて新しい表情の作品を展示させていただきます。時節柄甚だ恐縮ではございますが、ご清鑑いただきたくご案内申し上げます。
虫明焼 黒井千左
【陶歴】
1945年:岡山県瀬戸内市邑久町虫明に生まれる
1966年:京都市陶芸指導所(現・京都市産業技術研究所)修了
    岡山県重要無形文化財保持者
    父・黒井一楽のもとで作陶を始める 
1980年:日本伝統工芸展入選、日本陶芸展入選
1991年:日本伝統工芸展入選(日本工芸会正会員認定)
    以降各地で個展、父子展を開催
2009年:瀬戸内市重要無形文化財保持者
2011年:岡山県重要無形文化財保持者
2019年:マルセン文化特別賞を受賞
2021年:第64回日本伝統工芸中国展金重陶陽賞を受賞(最高賞)

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