名称:「兵頭百華縄文土器展 めざめの軌跡〜土にふれる喜び〜」 猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
会期:2022年4月1日(金)〜6月26日(日)
開館時間:9:30~17:00
料金:一般400円 高校生200円 中学生以下無料
(団体15名以上 各50円引き)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)
住所:〒719-2552 岡山県新見市法曽609
TEL:0867-75-2444
URL:猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
兵頭百華は縄文野焼き祭りにアイヌのルウンペ(布置文様衣)を着衣してやって来たが、その後「縄文アーティストになりたい」と言って縄文土器作りに没頭した。持ち前の純粋な心が“縄文の心”にフィットしたのだろう。
日本列島の大地・大自然と共に生きた女性たちが産み出した縄文土器作りは その技法を体得しつつ、文様造形に表現された“母なる大地を抱き万物の豊饒を願う”祈りの心”を享受することでもある。彼女はこの修業を見事にやり遂げて約40点の縄文土器を完成させた。縄文の技と心と息遣いを学び取った彼女の道のりを一堂に会して展覧する初個展である。現代に生きる己の感性で土と炎と大自然と向き合い、新時代の美を求めていく縄文アーティストとして、更に自己を飛翔させてゆく第一歩を踏み出したことに祝意を送りたい。
猪風来美術館館長 猪風来
「なにか門が開けたような感覚。くもりや淀みのないありのままの姿で居られる。もともとの私の姿はこれだったのか。縄文との出会いで真の自分に再会した。縄文時代の女性の すべてのものへの慈愛と敬意の念が表されたいのちの器である縄文土器。実際自分が作ることで よりその表現の奥深さに魅了されました。土作りから制作、野焼きまで すべての工程が 私の癒しであり喜びです。」
兵頭百華
「ギャラリートーク」 4月3日(日)午後1時~(企画展示室)
&「縄文土器の発酵/酵素シロップのお茶会」(協力:井口和泉)
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