「若狹悌尚 -兆し- 展」村田画廊

「若狹悌尚 -兆し- 展」村田画廊

名称:「若狹悌尚 -兆し- 展」村田画廊
会期:2022年03月15日(火) 〜 2022年03月29日(火)
会場:村田画廊
時間:10:00~18:00
休館日:会期中無休
料金:無料
住所:〒606-0911 京都市左京区松ヶ崎泉川町18-4
TEL: 075-703-8960
URL:村田画廊

日本画家・若狹悌尚の個展です。
1972年石川県生まれの若狹悌尚は、1996年に京都芸術大学(旧名/京都造形芸術大学)を卒業後、京都で活躍しています。2014年には第一回「続京都日本画新展」大賞を受賞しました。
今回は風景や花をモティーフにした日本画の個展です。若狹悌尚は文具四宝にも精通し微妙に変化する墨を主な材料として対象のエッセンスと時空の流れを表現しています。
紙に水を打ち、墨を垂らしこむ。水絵の制作はいかに画面の水を操るかの導きから生まれる痕跡です。この繰り返しから心象を創出していく。
「絵画で語りうることはすべて絵画で語る方がいい。」
私の好きなジャコメッティの言葉ですが心の奥底に感じ入ります。同じように、彫刻でしか語れないものがあり、それぞれの流儀でしか語れないものを知ることだと思います。
制作の中から余分なものを削ぎ落とし、心に響く精髄だけを取り出し畏怖の心持ちを筆先に伝えて画面の静寂の中に刻み込みたい。(若狹)
若狹悌尚
1972年 石川県出身。1996年京都芸術大学(旧・京都造形芸術大学)研究生(日本画)修了。現在京都在住。
1996 個展(立体ギャラリー射手座・京都)
1999 第1回トリエンナーレ豊橋 「星野眞吾賞」入選(同 ’05/豊橋市美術博物館・愛知)
2004 個展(石田大成社ホール・京都)
2006 尖展(同 ’07~’19、’21/京都市美術館)
   個展(祇をん小西・京都)
2008 個展(大丸京都店アートスポット)
2012 第4回 京都 日本画新展(美術館「えき」KYOTO)
2013 個展(しら井ギャラリー玉藻・石川)
2014 第1回 続日本画新展 大賞(美術館「えき」KYOTO)
   個展(ギャラリー恵風・京都)
2016 個展(ギャラリー揺・京都)
2019 グループ展「竹杖ノ会」(同 ’20、’21/村田画廊・京都)
他、グループ展多数

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「返還30年 岐阜の赤羽刀総覧ー美濃伝をたどるー」岐阜県博物館
  2. 「春岱-稀代の名工-」瀬戸市美術館
  3. 特別展「岩合光昭写真展 こねこ」秋田県立近代美術館
ページ上部へ戻る