「開館40周年記念 宇田荻邨展」三重県立美術館

「開館40周年記念 宇田荻邨展」三重県立美術館

名称:「開館40周年記念 宇田荻邨展」三重県立美術館
展覧期間:2022年4月23日(土)〜2022年6月19日(日)
  ※会期中、一部の作品は展示替を行います。
  また、展覧会の内容が変更になる可能性があります
  前期:4月23日(土)~5月22日(日)
  後期:5月24日(火)~6月19日(日)
会場:三重県立美術館
時間:9:30〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:月曜日 
  ※祝日休日にあたる場合は開館、翌日休館
  ※ただし5月2日は開館
観覧料:一般 1,000円(800円)
    学生 800円(600円)
    高校生以下 無料
    ※( )内は前売および20名以上の団体割引料金
    ※家庭の日(毎月第3日曜日:5月15日、6月19日)は団体割引料金となります
住所:〒514-0007三重県津市大谷町11
TEL:059-227-2100
URL:三重県立美術館

《南座》1922年 個人蔵
《南座》1922年 個人蔵

40年ぶりの大規模な回顧展
開館40周年記念展の第一弾は、三重県松阪市に生まれ、京都画壇を代表する日本画家として活躍した宇田荻邨(1896-1980)の回顧展です。流麗な線描と明るく爽やかな色彩で描き出される格調高い荻邨の京洛風景は、今もなお人々を魅了してやみません。
松阪第一尋常高等小学校(現・松阪市立第一小学校)時代から非凡な才能を示していた荻邨は、伊勢の画家・中村左洲に手ほどきを受けた後、1913(大正2)年に17歳で上洛。京都画壇の菊池芳文、芳文没後はその養子である契月に師事して研鑽を積み、1919(大正8)年の第一回帝展に《夜の一力》が初入選を果たします。以降、帝展・新文展・日展・京展などを舞台に活躍を続け、近代の日本画界に確固たる地位を築きました。
今回の展覧会では、初期から晩年までの代表作に、思考の跡をたどることのできる下絵や写生帖、さらに郷里・松阪との繫がりを感じさせる作品などを加えて展観し、65年に及ぶ荻邨の画業を紹介します。三重県立美術館が「没後三年 宇田荻邨展」を開催してから、40年ぶりとなる回顧展にどうぞご期待ください。

《夜の一力》 1919年 個人蔵
《夜の一力》 1919年 個人蔵
《梁》 1933年 松阪市蔵
《梁》 1933年 松阪市蔵
《祗園の雨》 1953年 三重県立美術館
《祗園の雨》 1953年 三重県立美術館
《桂離宮笑意軒》 1964年 東京国立近代美術館蔵
《桂離宮笑意軒》 1964年 東京国立近代美術館蔵
《飛香舎(藤壺)》 1965年 松阪市蔵
《飛香舎(藤壺)》 1965年 松阪市蔵
《高山寺》 1970年 個人蔵
《高山寺》 1970年 個人蔵

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