「明けの明星」Art Space 銀河101

「明けの明星」Art Space 銀河101

名称:「明けの明星」Art Space 銀河101
会期:2022年5月1日(日)~2022年5月7日(土)
開廊時間 13:00〜19:00、最終日は16:00まで
入場料:無料
会場:Art Space 銀河101
住所:〒164-0003 東京都中野区東中野1-46-20 植野荘1F
URL:Art Space 銀河101

「明けの明星」Art Space 銀河101
「明けの明星」Art Space 銀河101

本企画で選定された展示作家4名は、今年の春に東京芸術大学を卒業・修了した作家達です。同4名は自身の学生生活の最後の2年間をコロナ渦で過ごし、自身の生活様式の変化により制作スタイルが制限され、より自分自身と向き合いながら制作を行ってきました。
今春、学部を卒業した堀田ゆうかは、人に内在するであろう様々な脆弱さをつなぎ合わせることで立ち上がる絵画などを肯定していくような制作をしています。北上貴和子は、フラクタルなどの複雑系科学と東洋哲学との接点を探りながら、美術における理論と実践を研究し、その接点の1つである動的なプロセスをテーマに作品の制作や展覧会のキュレーション、アートプロジェクトなどを行っています。小島有加里は器や机、照明などを全て制作することによって、どこか人の気配を感じる空間を作り出しています。大事な人を想いたい気持ちから、自分に足りない景色を作り上げることで、想いも景色も本物へと昇華させていく作品を発表しています。儲靚雯(チョセイブン)は、母への思いや母と自身との関係性を下敷きに、今日における自己と他者や、物事に関する線引きなどを一つのシリーズとして表現しています。社会の姿を果物に置き換えて静物を構成し、作品を制作しています。
展示タイトルである明けの明星は夜明け前に東の空にひときわ明るく見える金星のことを指します。コロナ渦の現在の状況に夜明けが来ることを願いながら、その中で美しくまたたく作品群を是非ご高覧ください。
アーティスト
北上貴和子、小島有加里、儲靚雯、堀田ゆうか

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