名称:「細密の世界で魅了した 七宝の美」横山美術館
会期:2022年4月29日(金)~2022年7月24日(日)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合開館、翌平日休館)
時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)
会場:横山美術館
料金:一般 1000円、高・大学生・シニア 800円、中学生 600円
無料:小学生以下
前売り券:CNプレイガイド、チケットぴあ、名古屋市文化振興事業団にて一般 各800円
後援:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、名古屋市立小中学校PTA協議会、あま市
協力:あま市七宝焼アートヴィレッジ
住所:〒4610004 愛知県名古屋市東区葵一丁目1番21号
TEL:052-931-0006
URL:横山美術館
明治時代に進められた殖産興業政策の下、数多くの美術工芸品がつくられ、それらの輸出で獲得された外貨は近代国家建設の礎となりました。その一つである七宝焼も、かつて海を渡ったものが少しずつ里帰りすることで、技と美が再発見されつつあります。
国内では近年、東京の涛川惣助、京都の並河靖之のようにブランドとして銘を入れた作品は、注目されるようになってきました。しかし、名古屋や現・あま市でつくられた尾張七宝は「銘を入れなくても作品の出来栄えを見れば、誰がつくったかは明らかに判る」との考えが強く、職人たちの間に記銘する習慣が浸透しませんでした。日本では東西の「両ナミカワ」に比べると、無銘の尾張七宝はその素晴らしさに反して、正当な評価が得られているとはいえません。逆に海外では有銘・無銘にかかわらず、質の良い日本の七宝焼はすべて高く評価されているのです。
本企画展では明治時代のものを中心に、超絶技巧で欧米を魅了した七宝焼の美をご紹介します。
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