館蔵品展「シティ・ライフのはじまり、オリエント」岡山市立オリエント美術館

館蔵品展「シティ・ライフのはじまり、オリエント」岡山市立オリエント美術館

名称:館蔵品展「シティ・ライフのはじまり、オリエント」岡山市立オリエント美術館
会期:2022年4月22日(金曜日)-7月3日(日曜日)
開館時間:午前9時から午後5時 *入館は午後4時30分まで
休館日:毎週月曜日
   月曜日が祝日の場合(10月10日、1月9日)は開館し、翌平日に休館。
   7月4日(月曜日)-7月15日(金曜日)は、特別展「ヒンドゥーの神々の物語」(7月16日開幕)の準備のため休館。
   特別展「ヒンドゥーの神々の物語」の会期中は(7月16日-9月11日)は、「館蔵品展」はありません。
   9月12日(月曜日)-9月29日(木曜日)は、「岡山芸術交流 2022」(9月30日開幕)の準備のため休館。
   12月28日(水曜日)-1月4日(水曜日)は、年末年始のため休館。
入館料:一般  310円(団体料金 250円)
    高大生  210円(団体料金 160円)
    小中学生  100円(団体料金 80円)
    団体料金は20名以上から対象となります。
住所:〒700-0814 岡山県岡山市北区天神町9-31
TEL:086-232-3636
URL:岡山市立オリエント美術館

最古の都市は約5000年前のメソポタミアに誕生しました。物資や情報が集積し、科学や文化・芸術、モノづくりなど、人間活動の舞台となった都市が生み出した叡智と美の世界をオリエントの考古美術品からひもときます。

獅子装飾耳飾り シリア、1-3世紀、金、径3.2cm
獅子装飾耳飾り シリア、1-3世紀、金、径3.2cm

オリエントでは約5000年前に都市が出現し、最古の文明をはぐくんできました。化粧やアクセサリ、はきものやパンなど、現代の私たちにとっては「あたりまえ」のものは、オリエントの都市の中でどのように始まったのか、人々の試行錯誤を収蔵品から読み解きます。

楔形文字粘土板文書(土地の売買契約文書) メソポタミア、前2400年頃、粘土、縦7.5cm
楔形文字粘土板文書(土地の売買契約文書) メソポタミア、前2400年頃、粘土、縦7.5cm

現代の都市社会を維持するうえで必須な技術の多くはオリエントでその基礎が開発されました。都市には様々な種類の人々が集い、ニーズが多様化、大量化していく中で、職業も専門化していきます。文字や金属、ガラスや陶器生産など、オリエントで興った専門技術のはじまりを紹介します。

多彩飲酒人物文皿 イラン、10世紀、陶器、径19.1cm
多彩飲酒人物文皿 イラン、10世紀、陶器、径19.1cm

都市は都市だけですべてをまかなえるわけではありません。オリエントにおいては特に、天然資源の乏しい場所に都市文明が興りました。都市の周辺地域で生産された畜産物や、貴石や鉱物、木材などの天然資源を集めるシステムを構築できた場所で都市が発達したのです。こうして遠く離れた地域との接触から、また新しいものが生み出されていくのも都市のの特徴です。

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