「樺山祐和展 堂」上野の森美術館

「樺山祐和展 堂」上野の森美術館

名称:「樺山祐和展 堂」上野の森美術館
会期:5月16日 (月) 〜 5月22日 (日)
入場料:無料
開館時間:10:00〜17:00 *最終日15:00閉館
会場:上野の森美術館 ギャラリー
住所:〒110-0007東京都台東区上野公園1-2
TEL:03-3833-4191
URL:上野の森美術館

樺山祐和による、油彩画の作品12点を展示。
ー 作家のことば ー
展覧会のタイトルを「堂」とした。
漢文学者・白川静の字統によれば、 その文字は「尚」と「土」からなり、
尚は向(まど)の近くに神を祀り神気の現れという意味を持ち、土は土壇であるという。
神仏を祀り多くの人々が集まる場が「堂」であるなら、
展覧会の場もまた絵という依代を捧げ物として壁に掛け、
見ることのできない気配の動向を生じさせる場と言えるのではないだろうか。
展覧会の場を堂に変える。
描いたものは私の生活の周辺に生きる「木」と名付けられた、それぞれが
各々の美しさと強さと謎を秘めている存在である。
物であり霊(もの)である存在と、どのようにすれば「一致」することができるのか。
木という命と私という命が本来通い合わせていた対話はどのようにすれば
恢復することができるのか。作品を作ることは恢復の術を木という命と一緒に
共同して探すことに違いない。
樺山祐和 KABAYAMA Sachikazu
 1958年生まれ。
 第8回上野の森美術館大賞展(フジテレビ賞)受賞。
 武蔵野美術大学 造形学部 油絵学科教授。
 「日本の自然を描く展」審査委員。

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