特別展「Words, words, words.―松岡和子とシェイクスピア劇翻訳」早稲田大学演劇博物館

特別展「Words, words, words.―松岡和子とシェイクスピア劇翻訳」早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

名称:特別展「Words, words, words.―松岡和子とシェイクスピア劇翻訳」早稲田大学演劇博物館
会期:2022年10月1日(土)〜2023年1月22日(日)
開館時間:10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
料金:無料
休館日:10月5日(水)、26日(水)、11月3日(木・祝)、4日(金)、9日(水)、23日(水・祝)、12月7日(水)、12月26日~2023年1月9日(月・祝)、18日(水)
会場:早稲田大学坪内博士記念 演劇博物館
住所:〒169-8050東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学内
TEL:03-5286-1829
URL:早稲田大学演劇博物館

松岡和子個人全訳シェイクスピア全集 全33巻(ちくま文庫)
松岡和子個人全訳シェイクスピア全集 全33巻(ちくま文庫)

 2020年12月、松岡和子さん(翻訳家・演劇評論家)がシェイクスピア37戯曲を完訳しました。シェイクスピア劇全作品の翻訳という点では、坪内逍遙訳、小田島雄志訳に続く偉業です。2022年9月には、コロナ禍により一部の公演が中止となった『ヘンリー八世』(彩の国シェイクスピア・シリーズ、吉田鋼太郎演出)が再演予定、2022年12月下旬からは同シリーズ『ジョン王』が上演される予定です(2022年8月現在)。新聞、テレビ、雑誌などでも松岡さんの様々な特集が組まれていますが、その翻訳活動に焦点をあてた展示は未だ日本で行われていません。
 特別展「Words, words, words.-松岡和子とシェイクスピア劇翻訳」では、松岡さんがシェイクスピアの言葉と向き合ってきた日々の軌跡を、直筆翻訳ノート、翻訳原稿、上演台本などを通してたどります。ゆかりの深い演出家や俳優とのエピソードも舞台写真やチラシ、ポスターと共に紹介する他、松岡さんが特に大切にしている『夏の夜の夢』上演台本(ジョン・ケアード演出、新国立劇場、2007)も本邦初公開予定です。松岡さんのシェイクスピア劇翻訳は、ページとステージを行ったり来たりしながら進化し続けています。本展は、その翻訳の魅力を広く紹介し、松岡さんが日本のシェイクスピア劇受容・翻訳・上演史に加えた新たな1ページを未来へ繋いでいくことを目指しています。

松岡和子 翻訳メモ
松岡和子 翻訳メモ
彩の国シェイクスピア・シリーズ台本
彩の国シェイクスピア・シリーズ台本
舞台写真「シンベリン」(2012)©渡部孝弘
舞台写真「シンベリン」(2012)©渡部孝弘
舞台写真「リチャード二世」(2015)©宮川舞子
舞台写真「リチャード二世」(2015)©宮川舞子

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