ミニ展示「牧野新聞展」高知県立牧野植物園

ミニ展示「牧野新聞展」高知県立牧野植物園

名称:ミニ展示「牧野新聞展」高知県立牧野植物園
会期:2022年4月1日(金) 〜 9月4日(日)
場所:展示館 常設展示室
主催:高知県立牧野植物園
企画・運営:公益財団法人高知県牧野記念財団
協力:高知市立自由民権記念館
住所:〒781-8125高知県高知市五台山4200-6
TEL:088-882-2601
URL:高知県立牧野植物園

牧野富太郎博士が94年の生涯をかけて収集した腊葉(押し葉)標本はじつに40万点にも及び、これら標本にもとづき1,500種類を超える新種・新品種を命名しました。牧野博士の没後、腊葉標本は東京都へ寄贈され、東京都立大学牧野標本館で整理・保管されています。この約40万点の植物標本は、予想外の大きな副産物を残しました。それは、標本整理が終わった段階で廃棄される予定であった新聞です。そのなかには明治期から昭和戦前期の全国紙だけではなく、沖縄から北海道にいたる全国津々浦々の地方新聞や、上海や樺太の新聞など大変貴重な新聞が多く含まれていました。牧野博士が標本作製に用いた“新聞紙”は「牧野新聞」とよばれ、東京大学大学院法学政治学研究科附属近代日本法政史料センターと一部が当園に保管されています。この度、当園に保管されていた「牧野新聞」の調査が高知市立自由民権記念館で行われたところ、地域の歴史(地方史)に貢献する、貴重な史料があることが判明しました。
本ミニ展示では、「牧野新聞」の経緯とともに、新たに見出された「牧野新聞」の史料的価値を紹介します。

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