特別企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」鹿児島市立美術館

特別企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」鹿児島市立美術館

名称:特別企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」鹿児島市立美術館
会期:令和4年9月30日(金曜日)から11月6日(日曜日)
休館日:10月3日(月曜日)、10月11日(火曜日)、10月17日(月曜日)、10月24日(月曜日)
会場:鹿児島市立美術館 一般展示室(1・2)、企画展示室
観覧料:一般:1,000円(前売り700円)
  高大学生:800円(前売り500円)
  小中生:600円(前売り300円)
  ( )内は前売料金及び20人以上の団体料金、年間パスポートまたは障害者手帳提示者は同料金で観覧できます。
  会期中は、本展チケットで所蔵品展も観覧できます。
主催:鹿児島市立美術館、南日本新聞社、MBC南日本放送
特別協力:渡邊木版美術画舗 
資料提供:大田区立郷土博物館 
企画協力:ステップ・イースト
助成:一般財団法人自治総合センター
住所:〒892-0853鹿児島県鹿児島市城山町4-36
TEL:099-224-340
URL:鹿児島市立美術館

特別企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」鹿児島市立美術館
特別企画展「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」鹿児島市立美術館

大正から昭和にかけて活躍した木版画家・川瀬巴水(かわせはすい・1883~1957)。近代化の波が押し寄せ、街や風景がめまぐるしく変貌していく時代、日本各地を旅し出会った風景を生涯描き続け、「旅情詩人」と呼ばれました。季節や天候、時の移ろいと共にある表情豊かな作品世界は、今なお国内外で愛されています。
巴水の制作を支えたのが、浮世絵にかわる新時代の木版画「新版画」を推進した、版元の渡邊庄三郎でした。当時衰退しつつあった職人との協働による高度な伝統技術を継承しながら、新しい色彩感覚や表現を取り入れ、二人は海外にも通用する木版芸術をめざしました。
本展は初期から晩年までの作品から、代表的なシリーズ(連作)を中心に構成しています。巴水の画業をたどりながら、その魅力を存分に味わえる機会となるでしょう。また、彼が鹿児島を旅し描いた作品や、同じく渡邊庄三郎のもとで新版画を制作した郷土作家・橋口五葉の作品をあわせて紹介し、鹿児島とのつながりにも注目します。懐かしくも新しい、心に沁みる風景美をめぐる旅をお楽しみください。

《月嶋の渡舟場》東京十二ヶ月、1921(大正10)年10月
《月嶋の渡舟場》東京十二ヶ月、1921(大正10)年10月
《馬込の月》東京二十景、1930(昭和5)年
《馬込の月》東京二十景、1930(昭和5)年
《鹿児嶌桜しま》日本風景選集、1922(大正11)年
《鹿児嶌桜しま》日本風景選集、1922(大正11)年
《西伊豆木負》1937(昭和12)年6月
《西伊豆木負》1937(昭和12)年6月
《芝増上寺》東京二十景、1925(大正14)年
《芝増上寺》東京二十景、1925(大正14)年
.《日本橋(夜明)》東海道風景選集、1940(昭和15)年
.《日本橋(夜明)》東海道風景選集、1940(昭和15)年
橋口五葉《髪梳ける女》1920(大正9)年3月
橋口五葉《髪梳ける女》1920(大正9)年3月

作品図版はすべて渡邊木版美術画舗蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る