秋季展「永青文庫漆芸コレクション かがやきの名品」永青文庫

秋季展「永青文庫漆芸コレクション かがやきの名品」永青文庫

名称:秋季展「永青文庫漆芸コレクション かがやきの名品」永青文庫
会期:2022年10月8日(土)~12月11日(日)
会場:永青文庫
開館時間:10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日:月曜日(ただし10/10 は開館し、10/11 は休館)
入館料:一 般:1000円
  シニア(70歳以上):800円
  大学・高校生:500円
  ※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
住所:〒112-0015東京都文京区目白台1-1-1
TEL:03-3941-0850
URL:永青文庫

国宝「時雨螺鈿鞍」 鎌倉時代(13~14世紀)永青文庫蔵 ※展示期間 10/8(土)~11/13(日)
国宝「時雨螺鈿鞍」 鎌倉時代(13~14世紀)永青文庫蔵 ※展示期間 10/8(土)~11/13(日)

古くから人々の生活に馴染み深い漆工芸。中国では貝殻を嵌め込む「螺鈿(らでん)」、漆を塗り重ねて彫漆する「堆朱(ついしゅ)」、色漆と線彫りで文様を表す「存星(ぞんせい)」といった技法が生み出され、日本では金銀粉や色粉を蒔きつけた「蒔絵」が独自に発展を遂げるなど、多種多様な作品が制作されました。
永青文庫の膨大な漆芸コレクションは、大名調度、馬具、楽器、茶道具など様々な種類が含まれます。さらに、日本だけでなく、中国、朝鮮半島、琉球、東南アジアで制作された多彩な作品がみられるのも特徴のひとつです。本展は、永青文庫では実に16 年ぶりの展示となる「時雨螺鈿鞍(しぐれらでんくら)」(国宝)をはじめ、選りすぐりの漆工作品を最新の調査結果とともに紹介します。
また、当館にとって初めての試みとなる「文化財修理プロジェクト」による修理作品を、修理後いち早く公開します。第1弾の横山大観・下村観山・竹内栖鳳「観音猿鶴(かんのんえんかく)」は、当時の日本画壇を代表する3人の画家が手掛けた貴重な合作です。

「橋桜九曜紋蒔絵硯箱」 江戸時代(18世紀)永青文庫蔵
「橋桜九曜紋蒔絵硯箱」 江戸時代(18世紀)永青文庫蔵
「牡丹唐草螺鈿馬上杯」 中国 明時代(14~15世紀)永青文庫蔵
「牡丹唐草螺鈿馬上杯」 中国 明時代(14~15世紀)永青文庫蔵
「雲龍漆絵輪花食籠」 中国 清時代(18世紀)永青文庫蔵
「雲龍漆絵輪花食籠」 中国 清時代(18世紀)永青文庫蔵
「楼閣山水螺鈿印籠」 琉球 18世紀 永青文庫蔵
「楼閣山水螺鈿印籠」 琉球 18世紀 永青文庫蔵
「紫檀地孔雀螺鈿長方箱」 ベトナム 阮時代(19~20世紀)永青文庫蔵
「紫檀地孔雀螺鈿長方箱」 ベトナム 阮時代(19~20世紀)永青文庫蔵
原羊遊斎「雪華文蒔絵印籠」 江戸時代(19世紀)永青文庫蔵
原羊遊斎「雪華文蒔絵印籠」 江戸時代(19世紀)永青文庫蔵
高野松山「獅子蒔絵色紙箱」 昭和2年(1927)永青文庫蔵
高野松山「獅子蒔絵色紙箱」 昭和2年(1927)永青文庫蔵
横山大観、下村観山、竹内栖鳳「観音猿鶴」明治43年(1910)頃 永青文庫蔵 ※展示期間 10/8(土)~11/13(日)
横山大観、下村観山、竹内栖鳳「観音猿鶴」明治43年(1910)頃 永青文庫蔵 ※展示期間 10/8(土)~11/13(日)
「橋桜九曜紋蒔絵硯箱」 江戸時代(18世紀)永青文庫蔵
「橋桜九曜紋蒔絵硯箱」 江戸時代(18世紀)永青文庫蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る