「合田佐和子展 帰る途(みち)もつもりもない」高知県立美術館

「合田佐和子展 帰る途(みち)もつもりもない」高知県立美術館

名称:「合田佐和子展 帰る途(みち)もつもりもない」高知県立美術館
会期:2022年11月03日[木] – 2023年01月15日[日]
入場料:一般前売り960円、一般当日1,200円、大学生850円、高校生以下無料
主催:高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)、高知新聞社、RKC高知放送
助成:芸術文化振興基金、公益財団法人花王芸術・科学財団
協賛:JEANS FACTORY
協力:彩鳳堂画廊
住所:〒781-8123高知県高知市高須353-2
TEL:088-866-8000
URL:高知県立美術館

「合田佐和子展 帰る途(みち)もつもりもない」高知県立美術館
「合田佐和子展 帰る途(みち)もつもりもない」高知県立美術館

もう帰る途(みち)もつもりもなかった──晩年の手稿に残した言葉のとおり、立ち止まることなく作風を変化させ、激しくも華やかな生涯を駆け抜けた美術家・合田佐和子(1940〜2016、高知出身)。
1965年の個展デビュー以来、合田はオブジェや絵画、写真などのメディアを横断しながら制作活動を展開しました。69年以降は唐十郎や寺山修司による演劇の舞台美術やポスター原画を手掛けるなど、その表現はアングラが隆盛した時代の空気を体現するに至ります。しかし、90年代からはそれまでの退廃的な作風を脱ぎ捨て、内省に基づく独自の制作論の実践へと移行。作品はパステル調の色彩に彩られ、まばゆい光に満たされていきます。
男性作家が大多数を占めていた時代において、社会通念や因習にとらわれない自由奔放な暮らしのなかで花開いた合田の表現は、ファッションや映画、音楽などの領域と高い親和性を示し、様々な分野の表現者から熱く支持されました。一方で、同時代の美術動向や批評の言説からは距離をとり、ひとつのスタイルに留まらずに繰り広げられた仕事は、美術の「正史」への位置付けが困難であるがゆえに個人的・趣味的なものと見なされ、正当に評価されてきたとは言い難い側面があります。
本展は作家の没後初にして、過去最大規模の回顧展です。
現代美術やサブカルチャーの文脈に依拠しない合田の作品群は、その劇的ともいえる作風の変遷をも含め、無二のオリジナリティに支えられています。本展では、初期のオブジェから初公開となる晩年の鉛筆画シリーズまで、300点を超える作品や資料を体系的に検証し、美術家・合田佐和子の全貌に迫ります。

《Watch-Angels》1964年、高知県立美術館
《Watch-Angels》1964年、高知県立美術館
《もの思うベロニカ》1972年、森田陽司氏蔵
《もの思うベロニカ》1972年、森田陽司氏蔵
《鏡の中》1974年、JEANS FACTORY蔵
《鏡の中》1974年、JEANS FACTORY蔵
《ワニ》1974年、JEANS FACTORY蔵
《ワニ》1974年、JEANS FACTORY蔵
《ばらの天地創造》1997年、高知県立美術館蔵
《ばらの天地創造》1997年、高知県立美術館蔵
《90度のまなざし》2003年、横山知雄氏蔵
《90度のまなざし》2003年、横山知雄氏蔵

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る