「徳冨満──テーブルの上の宇宙」愛知県美術館

「徳冨満──テーブルの上の宇宙」愛知県美術館

名称:「徳冨満──テーブルの上の宇宙」愛知県美術館
会期:2023年1月14日(土)〜3月14日(火)
   ※豊田市美術館は2023年2月25日(土)〜5月21日(日)
会場:愛知県美術館 前室2、展示室7(愛知芸術文化センター10階)
開館時間:10:00~18:00
   金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日:1月16日(月)、2月6日(月)、2月20日(月)、3月6日(月)
観覧料:一般 500(400)円
   高校・大学生 300(240)円
   中学生以下無料
   ※( )内は20名以上の団体料金
主催:愛知県美術館、豊田市美術館
住所:〒461-8525愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10F
TEL:052-971-5511
URL:愛知県美術館

 愛知県名古屋市に生まれた徳冨満(1966-2001)は、知覚と認識のあいだのちょっとした ズレや、物のかたちと同一性をめぐる思索を、鮮やかな手つきで作品として提示したアーティストです。東京藝術大学を卒業後、愛知県新進芸術家海外留学奨学金を得てロンドンへ渡った徳冨は、当時アートシーンを賑わせていたYBAs(ヤング・ブリティッシュ・アーティスト)からの刺激を受け、外界を目で見ることそのものをあらためて深く問い直したり、身体的なスケール感覚と天文学的な距離や大きさの感覚を接続したりしながら、独特な思考をかたちにするようになりました。しかし2000年に急性白血病の診断を受けて帰国、翌2001年、これからの活躍が期待されるなか35歳の若さでこの世を去りました。
愛知県美術館と豊田市美術館は、2016年度から作家遺族が保管する作品の調査を進め、収蔵してきました。「plus, minus, infinity」(小山登美夫ギャラリー、2006年)以来17年ぶりとなるこの度の回顧展では、両館が所蔵する全作品の展示を通じて、絵画、彫刻、インスタレーションと短い活動期間にもかかわらず多彩な作品を生み出したアーティスト・徳冨満の全貌をご紹介します。
※本展は愛知県美術館と豊田市美術館の二会場で開催します。会場ごとに会期、開館時間、休館日、観覧料等が異なりますので、豊田市美術館会場については同館ウェブサイトをご確認ください。

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