「パリのモダン・ライフ ―1900年の版画、雑誌、ポスター」町田市立国際版画美術館

アンリ=ジャック=エドゥアール・エヴヌプール《広場にて》(『レスタンプ・モデルヌ』より)、1897-99刊、カラーリトグラフ

名称:「パリのモダン・ライフ ―1900年の版画、雑誌、ポスター」町田市立国際版画美術館
会期:2022年12月22日(木)~2023年3月12日(日)
休館日:月曜日 ※ただし1月9日(月祝)は開館
   12月28(水)〜1月4日(水)
入場料:無料
住所:〒194-0013東京都町田市原町田4-28-1
TEL:042-726-2771
URL:町田市立国際版画美術館

ルイス・ジョン・リード《ジェーン》(『レスタンプ・モデルヌ』より)、1897-99刊、カラーリトグラフ
ルイス・ジョン・リード《ジェーン》(『レスタンプ・モデルヌ』より)、1897-99刊、カラーリトグラフ

19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランスのパリにはポスターや雑誌など様々な印刷物があふれ、人々の目を楽しませていました。アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)、テオフィル・アレクサンドル・スタンラン(1859-1923)といった名だたる芸術家が活躍したこの時代は、しばしば「フランス版画の黄金時代」とも言われます。
もとは商業的な印刷物だったリトグラフのポスターは、19世紀末から次第に美術品として評価されるようになり、熱狂的なアフィショマニ(ポスターマニア)たちの収集対象となりました。他方で、手に取りやすい小さな版画作品や絵入り雑誌も、数多く出版されて流通していきます。こうした印刷物の原画は、専門のイラストレーターだけでなく駆け出しの若手芸術家も制作しました。チェコを代表する芸術家フランティシェク・クプカ(1871-1957)は、青年期にイラストレーションの分野で活躍した人物のひとりです。
本展では、世紀転換期のパリで生み出された版画、雑誌、ポスターなど約40点をご紹介します。パリジャンたちのモダン・ライフを彩った多種多様な作品をお楽しみください。

アルフォンス・ミュシャ(チェコ語発音ムハ)《まじない》(『レスタンプ・モデルヌ』より)、1897-99刊、カラーリトグラフ
アルフォンス・ミュシャ(チェコ語発音ムハ)《まじない》(『レスタンプ・モデルヌ』より)、1897-99刊、カラーリトグラフ
アルベール・ギヨーム《我らに空間を!》(『ラシエット・オ・ブール』第37号、1901.12.14.)カラーリトグラフ(写真製版)
アルベール・ギヨーム《我らに空間を!》(『ラシエット・オ・ブール』第37号、1901.12.14.)カラーリトグラフ(写真製版)
ジャン=エミール・ラブルール《トロカデロ広場の花売り娘》、1931(1931以降の刷り)、エングレーヴィング
ジャン=エミール・ラブルール《トロカデロ広場の花売り娘》、1931(1931以降の刷り)、エングレーヴィング
ベルナール・ノダン『ナイフによる6点の木版画集』より、1920刊、木版
ベルナール・ノダン『ナイフによる6点の木版画集』より、1920刊、木版
アンリ=ジャック=エドゥアール・エヴヌプール《広場にて》(『レスタンプ・モデルヌ』より)、1897-99刊、カラーリトグラフ

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