「縄文土器やアマゾンの土器たちが語るもの アートの根源から 未来の創造へ!」 猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)

「縄文土器やアマゾンの土器たちが語るもの アートの根源から 未来の創造へ!」 猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)

名称:「縄文土器やアマゾンの土器たちが語るもの アートの根源から 未来の創造へ!」 猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
会期:2023年2月1日(水)〜5月28日(日)
開館時間:9:30~17:00
料金:一般400円 高校生200円 中学生以下無料
   (団体15人以上 各50円引き)
休館日:月曜日(祝日の場合開館し翌日休館) 月・火曜日(2月中)
会場:猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
住所:〒719-2552 岡山県新見市法曽609
TEL:0867-75-2444
URL:猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)

世界各地で人類史古層の土器作りが復活し、現代の作家による再現・創作が行われています。こうした動きは原点回帰と共に未来を志向し新しい創造を模索する文化潮流となっています。今回メインのアマゾン土器(マラジョアーラ土器・タパジョニカ土器)の作者メストレ・カルドーゾさんは、先住民が作った通りの技法や材料を長年かけて調査・研究し先史土器の復興を成し遂げた名人で、すでに故人ですが他の追随を許しません。長年アマゾンの土器研究をしてこられた九州大学の古谷嘉章氏より昨年12点のカルドーゾ作の土器の寄贈を受けてこの企画が実現。
この企画展では再現復活したアマゾン(ブラジル)の土器-中南米土器-北米ホピ族の土器などに縄文土器を加えて一堂に展示し、世界的な視野で焼き物の原点にせまります。これらの土器は造形や世界観の表現が縄文土器と通底するものが垣間見えて興味深いです。
土器の再現を通して形や土器文様に込められた心を読み解き、そこからふたたび現代を展望して創作し未来に届けていく。アートの根源性がそこにあるのです。
【関連企画】座談会
日時 2月23日(木・祝)午後1時~3時
場所 企画展示室 申込不要(要観覧料)
出席者 古谷嘉章(九州大学名誉教授)
    松本直子(岡山大学文明動態学研究所教授)
    真世土マウ(岡山県立大学デザイン学部准教授)
    猪風来(縄文造形家・猪風来美術館館長)

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