「志水堅二展-ブリドリー戯画-」西武池袋本店

雲龍図 サイズ:40S ミクストメディア

名称:「志水堅二展-ブリドリー戯画-」西武池袋本店
会期:2023年3月1日(水)~14日(火)
会場:6階(中央B8)=美術画廊
入場料:無料
住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目28−1
TEL:03-3981-0111(代表)
URL:西武池袋本店

風神雷神図
サイズ:6F
ミクストメディア
風神雷神図 サイズ:6F ミクストメディア
古来から描かれてきた風神と雷神ですが、代表的な俵屋宗達のそれは屏風で二つに分けられ雷神が下界を睨み雨を浴びせかけ風神はその様子を見ている。尾形光琳はお互いを見つめ阿吽のようなコンビ感が感じられます。さて私はというとそんなコンビが一つの画面に収められたため、初めて揉めた瞬間を描いてしまうのでした。きっと地上は大荒れの天気なことでしょう。

西武池袋本店では初めての、志水堅二展を開催いたします。1971年愛知県名古屋市生まれ。2014年東京藝術大学大学院デザイン専攻修了。(中島千波研究室)。大学では、油画、日本画、デザインを学んだ事から、さまざまな素材、技法を使い、独自のミクストメディアを完成させています。錆びついた羽でも、ゼンマイを巻けば時空を超えて羽ばたける不滅のキャラクター「ブリドリー」のモチーフを中心に、約30点を展示いたします。「ブリドリー」は、大和絵のような金箔を背景に、朽ちていく命の儚さ、美しさ、力強さを表現する、時間と生命の象徴です。日本画的な絵画空間と、モチーフの立体的な西洋絵画的な描き方を絶妙に取り入れ、龍、鳳凰、風神雷神図など、日本神話の人気作品も展示いたします。

微酔天使図
サイズ:4F
ミクストメディア
微酔天使図 サイズ:4F ミクストメディア
ワインが熟成中に目減りする現象。これをAngels’ share(天使のわけまえ)といいます。天使のわけまえは微々たるものですがたくさんの樽からシエアをすると天使も流石に酔っぱらってしまうことでしょう。

志水堅二 Kenji Shimizu
1971年 愛知県名古屋市生まれ
東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了
1995年 第29回 かわさき市美術展 最優秀賞・市長賞受賞
1996年 第1回 北の大地ビエンナーレ大賞展 佳作(賞候補)
2000年 第35回 昭和会展(銀座)
2003年 志水堅二展(銀座・ギャラリー和田)
2009年 志水堅二展~語~(銀座・ギャラリー和田)
2010年 KENJI SHIMIZU EXHIBITION ‘BRIDOLLIES’(東京・京橋画廊)
2012年 KENJI SHIMIZU EXHIBITION 2012 – 3 DIMENTIONAL WORKS -(東京・京橋画廊)
2013年 志水堅二展 -現代花鳥図- (神戸)、アートフェア東京‘志水堅二展-FRAPPING-(東京・東京国際フォーラム)、志水堅二展 Merry Bristmas(東京・京橋画廊)
2014年 アートフェア東京‘志水堅二展(東京・東京国際フォーラム 京橋画廊ブース)、KENJI SHIMIZU EXHIBITION 2014「SEASONS」(東京・京橋画廊)、「Bar BRIDOLLY」(東京・京橋画廊)
2015年 東京藝術大学大学院 中島千波研究室修了生「次代を担う作家五人展」(広島)、「BRIDOLLY CAFE」(東京・京橋画廊)
2016年 BSフジ「ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~」に出演、志水堅二展 BRIDOLLY artbook & miniature(東京・京橋画廊)
2017年 志水堅二展「-龍-DRAGON」(東京・京橋画廊)、志水堅二展「All-Star Bridolly」(東京・京橋画廊)
2018年 ブレイク前夜展(渋谷Bunkamura)
2019年 志水堅二展 –The World of BRIDOLLY-(東京・新生堂)、ART TAIPEI(台北)、志水堅二展「富嶽舞利鳥図」(東京・京橋画廊)
2020年 志水堅二展「Drunken Life, Dreamy Death」酔生夢死(東京・四季彩舎)、志水堅二展「BRIDOLLY monochtome」東京・新生堂
ほか、個展・グループ展・アートフェアなど 多数

雲龍図 サイズ:40S ミクストメディア
雲龍図 サイズ:40S ミクストメディア

古来から描かれ続けている雲龍図。八方睨みのようにこちらを睨みつけるようなものも有名ですが、この雲龍図は逃げ回る宝玉を掴もうと宝玉を睨んでいます。宝玉を追う龍は昇り龍と呼ばれます。宝玉は願いであったり到達したい境地であったり、手に入れたい何かで、ひとぞれぞれです。

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