企画展「光陰礼讃 -近代日本最初の洋画コレクション-」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

ジャン=ポール・ローランス《マルソー将軍の遺体の前のオーストリアの参謀たち》 1877年 泉屋博古館東京

名称:企画展「光陰礼讃 -近代日本最初の洋画コレクション-」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
会期:2023年3月14日(火)~ 5月21日(日)
休館日:月曜日、4月25日(火)
開館時間:午前10時 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場:泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
主催:公益財団法人泉屋博古館
入館料:一般800円 高大生600円、中学生以下無料
   本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
   20名以上は団体割引20%、障がい者手帳ご呈示の方は無料
住所:〒606-8431京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
TEL:075-771-6411
URL:泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

「光陰礼讃 -近代日本最初の洋画コレクション-」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
「光陰礼讃 -近代日本最初の洋画コレクション-」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)

住友コレクションの一角を占める近代洋画は、住友吉左衞門友純(春翠)が明治30年(1897)の欧米視察中のパリで印象派の画家モネの油彩画2点を入手した事に始まります。その一方で、同時代のジャン=ポール・ローランスなどフランス・アカデミーの古典派絵画も収集しました。19世紀末のフランス絵画は、印象派の台頭とともに古典的写実派が次第に衰退していく様相を示すことになりますが、春翠が収集した洋画コレクションには同時代の印象派と古典派の作品がともに揃って収集されているところに特徴があります。また、明治維新以降の日本において、住友洋画コレクションは他に先駆けた最初の本格的な洋画コレクションでもありました。
本展は、光を追い求めた印象派と陰影表現による実在感を追求した古典派を「光陰」と捉え、この「光陰」二つの流れから滋養をうけて展開した近代洋画の数々を紹介するものです。

企画展「光陰礼讃 -近代日本最初の洋画コレクション-」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
企画展「光陰礼讃 -近代日本最初の洋画コレクション-」泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
クロード・モネ《モンソー公園》 1876年 泉屋博古館東京
クロード・モネ《モンソー公園》 1876年 泉屋博古館東京
クロード・モネ《サン=シメオン農場の道》 1864年 泉屋博古館東京
クロード・モネ《サン=シメオン農場の道》 1864年 泉屋博古館東京
藤島武二《幸ある朝》 1908年 泉屋博古館東京
藤島武二《幸ある朝》 1908年 泉屋博古館東京
鹿子木孟郞《ノルマンディーの浜》 1907年 泉屋博古館東京寄託
鹿子木孟郞《ノルマンディーの浜》 1907年 泉屋博古館東京寄託
浅井忠《河畔洋館》 1902年 泉屋博古館東京
浅井忠《河畔洋館》 1902年 泉屋博古館東京
岡田三郎助《五葉蔦》 1909年 泉屋博古館東京
岡田三郎助《五葉蔦》 1909年 泉屋博古館東京
河久保正名《海岸燈台之図》 1902年 泉屋博古館東京
河久保正名《海岸燈台之図》 1902年 泉屋博古館東京
渡辺與平《ネルのきもの》 1910年 泉屋博古館東京
渡辺與平《ネルのきもの》 1910年 泉屋博古館東京
山下新太郎《読書の後》 1908年 泉屋博古館東京
山下新太郎《読書の後》 1908年 泉屋博古館東京
田村直一郎《武甲山入口夕陽》 1905年 泉屋博古館東京
田村直一郎《武甲山入口夕陽》 1905年 泉屋博古館東京
ジャン=ポール・ローランス《マルソー将軍の遺体の前のオーストリアの参謀たち》 1877年 泉屋博古館東京
ジャン=ポール・ローランス《マルソー将軍の遺体の前のオーストリアの参謀たち》 1877年 泉屋博古館東京

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