「安藤 郁子・平体 文枝 空の間」伊勢丹新宿店

平体 文枝 「窓0714」 2008年 油彩、キャンバス 12 × 12 cm

名称:「安藤 郁子・平体 文枝 空の間」伊勢丹新宿店
会期:2023年4月12日(水) ~ 2023年4月18日(火)
場所:本館6階 アート&フレーム[最終日午後6時終了]
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-14-1
TEL: 03-3352-1111
URL: 伊勢丹新宿店

このたび陶作家・安藤郁子氏と画家・平体文枝氏の二人展を開催いたします。
安藤郁子氏は、土の荒々しいざらつきの肌合いを遺し、焼かれる前の土の素材感を生かしています。
素朴なフォルムには、作家の心象風景にある強靭さと静謐さをあわせもつ存在感のある空間を醸し出す一方、翼のような羽がついた形状も特徴のひとつです。
平体文枝氏は、油絵具やオイルスティックを使って制作し、その柔らかなストロークと何層にも下地塗りをした深みのある画面全体にマチエールの美しさを際立たせています。
シルクスクリーンの版画に手彩色を施した作品は、色合わせの豊かさと線のリズム感が絶妙です。
素材の異なる二人の作家が表現する景色は、それぞれの作家の目に映る間(あわい)であり、副題「そらのあわい」のようにありさま、光、風景を感じとっていただければ幸いです。
■安藤 郁子 Ikuko Ando
青森県弘前市生まれ。
岩手大学卒業、上越教育大学大学院修了、金沢卯辰山工芸工房修了。
個展、グループ展を国内外の美術館や画廊で発表。
現在、秋田公立美術大学准教授、NPO法人アートリンクうちのあかり代表。
■平体 文枝 Fumie Hiratai
石川県能登生まれ。
筑波大学芸術専門学群美術専攻卒業後、東京で制作。
個展を中心に発表多数。
2002〜2003年、文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルギーに滞在。
ベルギー王立芸術アカデミー・ゲントに在籍。
直木賞作家・森絵都『漁師の愛人』(文藝春秋)装画を担当。

安藤 郁子

「風石 Ⅱ」 

2015年

陶土、手捻り

H29.5 × W52 × D44 cm
安藤 郁子 「風石 Ⅱ」  2015年 陶土、手捻り H29.5 × W52 × D44 cm

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