「倉俣史朗展 カイエ」軽井沢現代美術館

『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier 1』(10 点組)より《68 ミス ブランチ(1988)》 2020年 シルクスクリーン(15版13色15度刷り) 37.5×48.0cm Ed.35、《68. ミス ブランチ(1988)》のみ Ed.75 発行 ときの忘れもの

名称:「倉俣史朗展 カイエ」軽井沢現代美術館
会期:2023年4月27日(木)〜2023年11月23日(木・祝)
会場:軽井沢現代美術館
時間:10:00〜17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日:火曜日 水曜日 
   ※ただし、GW、祝日・夏期は無休
観覧料:大人 1,000円
   65歳以上・大高生 800円
   中小生 500円
   未就学児 無料
住所:〒389-0111長野県北佐久郡軽井沢町長倉2052-2
TEL:0267-31-5141
URL:軽井沢現代美術館

"Cabinet de Curiosité(カビネ・ド・キュリオジテ)"1989年(1989~2023 年製造) アクリル 46.0×46.0×190.0cm
Ed.40 倉俣美恵子夫人の証明書付
“Cabinet de Curiosité(カビネ・ド・キュリオジテ)”1989年(1989~2023 年製造) アクリル 46.0×46.0×190.0cm Ed.40 倉俣美恵子夫人の証明書付

1960年代半ばから商業空間や家具、プロダクトなどデザインの分野で先駆的な作品を発表したデザイナー倉俣史朗(1934-1991)。アクリル、ガラス、アルミニウム、スチールメッシュ、FRPなど、当時インテリアや家具に使われることのなかった素材を積極的に取り入れ、“無重力”や“非存在”をテーマに創造の可能性を探求し続けました。その独創性と希有な存在から、没後30年以上経った今も多くの人を魅了し、同時代を知らない現代の若いクリエイターたちにも影響を与えています。
倉俣は、〈変型の家具〉(1970年)シリーズで世に広く認知され、金属とガラスの接着剤「フォトボンド」の出会いから生まれた《ガラスチェア》(1976年)や、アクリルに薔薇が浮遊する椅子《Miss Blanche》(1988年)など次々と革新的な作品を生みだし、国際的にも高い評価を受けました。
本展では、倉俣が遺した貴重なスケッチをもとに版画にしたシルクスクリーン作品集「倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier」1集2集3集を中心に、代表作である無重力が具現化されたような椅子《How High the Moon》(1986年デザイン)や本格的に着色アクリルに挑んだデザインのキャビネット《Cabinet de Curiosité》(1989年デザイン)、アクリルブロックのフラワーベース(1989年デザイン)などを展示します。時代を問わず、常に新しく美しい倉俣史朗の世界をご堪能ください。

『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier 1』(10 点組)より《68 ミス ブランチ(1988)》 2020年 シルクスクリーン(15版13色15度刷り) 37.5×48.0cm Ed.35、《68. ミス ブランチ(1988)》のみ Ed.75 発行 ときの忘れもの
『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier 1』(10 点組)より《68 ミス ブランチ(1988)》 2020年 シルクスクリーン(15版13色15度刷り) 37.5×48.0cm Ed.35、《68. ミス ブランチ(1988)》のみ Ed.75 発行 ときの忘れもの

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