「あるコレクターによる宮崎進展 I 1965-2001」ギャルリー東京ユマニテ

「冬」 1968 油彩、カンヴァス 33.8×45.7cm

名称:「あるコレクターによる宮崎進展 I 1965-2001」ギャルリー東京ユマニテ
会期:2023年5月8日(月)~2023年5月27日(土)
開館時間:10:30 〜 18:30
休館日:日曜日
入場料:無料
会場:ギャルリー東京ユマニテ
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル1F
TEL:03-3562-1305
URL:ギャルリー東京ユマニテ

「女」
1976
油彩、カンヴァス
91.0×72.7cm
「女」 1976 油彩、カンヴァス 91.0×72.7cm

宮崎進(1922-2018)の没後5年を記念し、あるコレクターの蒐集した作品による追悼展を開催いたします。宮崎は 1960 年代に旅芸人に取材した作品を制作、1967年に具象派新人画家の登竜門である安井賞を受賞。
2004 年にはサンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル)に国別参加部門の日本代表として出品し、ドンゴロス(穀物などを入れる麻袋)を荒々しくコラージュした油彩の大作が高く評価されました。その後も周南市美術博物館(2005、2022)、多摩美術大学美術館(2009、2017)、山口県立美術館(2011)、神奈川県立近代美術館 葉山(2014)などで個展を開催、晩年まで精力的に制作を続けました。
宮崎は自身が体験した戦後のシベリア抑留を原点として、常に内面的な心象風景を制作し続けています。しかしながら、それらの作品は暗く重苦しいものではなく、生命賛歌ともいうべき人間臭さ、愛情、情熱に溢れ、生の根源に迫ろうとするものです。
本展では、「旅芸人シリーズ」をはじめとする初期の貴重な油彩や、女性像を描いた作品を中心に約30 点を展観いたします。一人のコレクターの眼を通してみる宮崎進の世界をお見逃しなく、ぜひご高覧ください。

「冬」 1968 油彩、カンヴァス 33.8×45.7cm
「冬」 1968 油彩、カンヴァス 33.8×45.7cm

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