「北斎の冨嶽三十六景―赤と青―」茂木本家美術館

「北斎の冨嶽三十六景―赤と青―」茂木本家美術館

名称:「北斎の冨嶽三十六景―赤と青―」茂木本家美術館
会期:2023年5月17日(水)~2023年7月2日(日)
開館時間:10:00 〜 17:00
休館日:月曜日、火曜日
   夏期・冬期休館
入場料:一般 700円、中学生以下 無料
会場:茂木本家美術館
住所:〒278-0037千葉県野田市野田242
TEL:04-7120-1011
URL:茂木本家美術館

《凱風快晴》
《凱風快晴》

 本展で展示する《冨嶽三十六景》は、葛飾北斎(1760~1849)によって描かれた富士山を題材とする浮世絵で、北斎の代表作ともいえるシリーズです。出版当初は36図でしたが、人気のため10図が追加され全46図となりました。
 世界的名作で’Big Wave’として知られ、新千円札のデザインになる「神奈川沖浪裏」、通称「赤富士」と呼ばれる「凱風快晴」、「黒富士」と呼ばれる「山下白雨」の3図は、三役とよばれ、本シリーズのなかでもとりわけ芸術性の高い作品として評価されています。本展ではこの3図のほか、現存する図は7点しか確認されていない「青富士」と呼ばれる「凱風快晴」の藍摺版も展示します。今回は「赤富士」と「青富士」を見比べてご覧いただく貴重なチャンスです。
 ドラマチックに赤く染まった富士と、清々しく透き通るようなブルーの富士、江戸のロマンを感じながら、様々な趣向が凝らされた《冨嶽三十六景》の豊かな世界をどうぞお楽しみください。

《凱風快晴 藍摺版》
《凱風快晴 藍摺版》
《神奈川沖浪裏》
《神奈川沖浪裏》

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