「広島の記憶」泉美術館

「広島の記憶」泉美術館

名称:「広島の記憶」泉美術館
会期:2023年6月17日(土)~2023年8月27日(日)
開館時間:11:00 〜 17:00
休館日:月曜日 7月17日は開館
入場料:一般 300円、大学生・高校生 100円、中学生以下 無料
会場:泉美術館
主催:公益財団法人泉美術館、中国新聞社
協力:広島平和記念資料館、広島市公文書館、土門拳記念館、NPO法人広島写真保存活用の会
後援:広島県教育委員会、広島市、広島市教育委員会、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz
住所:〒733-0833広島県広島市西区商工センター2-3-1 エクセル本店5F
TEL:082-276-2600
URL:泉美術館

相生橋(東橋)より広島県立商品陳列所(1933年産業奨励会館に改称)を望む/昭和初期の絵葉書(一部デジタル処理)/個人蔵
相生橋(東橋)より広島県立商品陳列所(1933年産業奨励会館に改称)を望む/昭和初期の絵葉書(一部デジタル処理)/個人蔵

本展は「戦前の広島」と「占領下のヒロシマ」の2つの視点から、その歴史を考察していきます。「戦前の広島」では、原爆により多くの記録資料は消失。奇跡的に残った資料から、軍都へと向かう戦前の広島を振り返ります。「占領下のヒロシマ」では、連合国軍の統治下にあった日本で、原爆の被害を伝えることができず、プレスコードという言論統制のなか、主権が回復する1952年まで公表できなかった事実を検証していきます。多くの写真や記事は検閲を受け、没収、廃棄されました。いま目にすることができるのは、記録者たちが守った命がけの記録なのです。
被爆当日の記録、松重美人の写真、福井芳郎のスケッチ。変わり果てた故郷を記録し続けた佐々木雄一郎。木村伊兵衛、菊池俊吉、大木実らの『LIVING HIROSHIMA』の記録。吉田初三郎が描いた「廣島原爆八連図」。被爆12年後に初めて広島を訪れ、いまだ残る原爆症の恐怖を伝えるべく撮影に挑んだ土門拳。中国新聞の報道記事や、海外報道からはキノコ雲の下の惨状を初めて伝えたジョン・ハーシーの報道記事、米国国立公文書館所蔵の目標検討委員会資料など。
これらの貴重な記録を、国内外の視点から検証していきます。その刻まれた記憶が、未来を生きる子どもたちの「平和への道標」となるために。
アーティスト
松重美人、福井芳郎、佐々木雄一郎、木村伊兵衛、菊池俊吉、大木実、吉田初三郎、土門拳 他

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