「天神祭と都市の彩り」大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)

「天神祭と都市の彩り」大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)

名称:「天神祭と都市の彩り」大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
会期:2023年7月8日(土)〜9月3日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
料金:企画展のみ 300円
   常設展+企画展 一般800円(団体700円)
   高校生・大学生500円(団体400円)(要学生証提示)
   *団体は20名以上
   *中学生以下、障がい者手帳・ミライロID等提示者(介護者1名を含む)
   大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明書提示)
休館日:毎週火曜日(7月25日は開館)
会場:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)
住所:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋6-4-20
TEL:06-6242-1170
URL:大阪市立住まいのミュージアム(大阪くらしの今昔館)

大阪で最大規模の都市祭礼である天神祭。菅原道真公をお祀りした御鳳輦(ごほうれん)が壮麗な渡御の行列とともに氏地を巡る様子は、古くから様々な書物の中で取り上げられており、江戸時代には色彩豊かな錦絵などを通じて、その賑わいが全国へと伝えられました。元禄年間(1688年~1704年)以降になると、御旅所(おたびしょ)周辺の町々では当時人気を博していた歌舞伎や浄瑠璃の登場人物などを題材にした絢爛豪華な御迎え人形が作られるようになり、天神祭の演出は一層華やかさを増してゆきました。江戸時代後期には50体を超えていたとされるこれらの人形は、祭りの日にあわせてそれぞれの町角で飾り立てられた後、氏子や崇敬者の仕立てた船に載せられ、船渡御の一行を奉迎する役割を担っていました。
本展では現存する御迎え人形(大阪天満宮蔵・大阪府指定有形民俗文化財)の一部をはじめ、大阪天満宮が所蔵する天神祭に関する貴重資料を公開します。また、今昔館のコレクションの中から納涼や夏祭りにちなんだ絵画作品などをあわせて展示し、円熟した町人文化のもとで育まれてきた都市祭礼の伝統とその魅力を紹介します。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「モダニストの『蝶』 詩人・安西冬衛と好太郎」mima 北海道立三岸好太郎美術館
  2. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
  3. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
ページ上部へ戻る