井口雄介 「ANEMOI」入善町下山芸術の森発電所美術館

井口雄介 「ANEMOI」入善町下山芸術の森発電所美術館

名称:井口雄介 「ANEMOI」入善町下山芸術の森発電所美術館
会期:2023年7月8日(土)~2023年9月24日(日)
開館時間:9:00 〜 17:00
休館日:月曜日
   7月17日、9月18日は開館
   7月18日、9月19日は休館
入場料:一般 600円、大学生・高校生 300円、中学生以下 無料
会場:下山芸術の森発電所美術館
住所:富山県下新川郡入善町下山364-1
TEL:0765-78-0621
URL:入善町下山芸術の森発電所美術館

このたび入善町下山芸術の森発電所美術館(以下「発電所美術館」)では、入善町合併70周年記念事業のひとつとして、埼玉県在住の現代美術作家、井口雄介(いぐち・ゆうすけ)の個展を開催いたします。
1985年カナダ・トロント生まれの井口は、展示空間における仮設的作品(インスタレーション)の展開を主に行う現代美術作家です。武蔵野美術大学で建築、同大学院で彫刻を学んだ彼は、2011年に「MMMみなとメディアミュージアム」で大賞を受賞、翌年には「六甲ミーツ・アート芸術散歩2012公募大賞」で奨励賞を受賞するなど、早くから屋外インスタレーションで頭角を現しました。作品内部を歩いたり登ったり、作品自体を動かすといった、鑑賞者参加型の大規模な作品を展開することを得意とし、作品が無くなった後にでも鑑賞者の行為がその場の記憶に結びつくような作品を数多く発表しています。
今回井口は、元水力発電所である発電所美術館で、エネルギーに着目にした新作を現地制作し発表します。全長約12m×高さ約6mの巨大な作品は、これまでの体験型作品の代表作のひとつ《KALEIDO-SCAPE》シリーズのように、鑑賞者が作品に乗り込みペダルを漕ぐことでゆっくりと動きます。鑑賞者の脚力という僅かなエネルギーで、自分を乗せた巨大な物体が動く感覚と目に映る景色は、とても新鮮に感じることでしょう。
大正から平成にかけ66年間、電力というエネルギーを生み出していたこの空間で展開される井口の新作インスタレーションにご期待ください。

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「キース・へリング展 アートをストリートへ」兵庫県立美術館
  2. 「倉敷のやきもの―民藝の風吹きて―」きび美ミュージアム
  3. 「土が開いた現代 革新するやきもの」和歌山県立近代美術館
ページ上部へ戻る