![企画展「楽しい隠遁生活―文人たちのマインドフルネス」泉屋博古館東京](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2023/07/1-497-722x1024.jpg)
名称:企画展「楽しい隠遁生活―文人たちのマインドフルネス」泉屋博古館東京
会期:2023年9月2日(土)〜2023年10月15日(日)
会場:泉屋博古館東京
時間:11:00〜18:00 ※金曜日は19:00まで開館
(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日 ※祝日の場合は開館、翌平日休館
観覧料:一般 1,000円(800円)
高大生 600円(500円)
中学生以下 無料
※20名様以上の団体は( )内の割引料金
※障がい者手帳呈示の方は本人および同伴者1名まで無料
住所:東京都港区六本木1-5-1
TEL:03-5400-6900
URL:泉屋博古館東京
![企画展「楽しい隠遁生活―文人たちのマインドフルネス」泉屋博古館東京](https://abc0120.net/wp-content/uploads/2023/07/2-390-719x1024.jpg)
安らぎと自由の追求。
忙しない俗世を離れ、清雅な地での隠遁生活を送りたいと願うのは、超高速の情報が飛び交う現代社会に生きる私達ばかりではありません。むかしの人たちも政治や社会のしがらみから逃れ、清廉な生活にあこがれたがために、自ら娯しみ遊戯の精神を忘れず、自由を希求する「自娯遊戯」の世界を描いた絵画や工芸品を求めたりしました。
そのために、東洋の山水画には、生き方の理想や文学的なテーマが隠されていることが少なくありません。そこには、田舎暮らしのスローライフを求める「楽しい」隠遁から、厳しい現実を積極的に切り抜ける「過激な」隠遁まで、実に多種多様な隠遁スタイルが見いだせます。
本展は、理想の隠遁空間をイメージした山水・風景や、彼らが慕った中国の隠者たちの姿を描いた絵画作品とともに、清閑な暮らしの中で愛玩されたであろう細緻な文房具なども併せて展示いたします。中国の士大夫や日本の文人たちが抱いたマインドフルネス(安寧な心理状態)に触れることで、暮らしを楽しむ生の充実の一助となれば幸いです。
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