特別展「花・flower・華 2024―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」山種美術館

横山大観《春朝》1939(昭和14)年頃 絹本・彩色 山種美術館

名称:特別展「花・flower・華 2024―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」山種美術館
会期:2024年3月9日(土)~5月6日(月・振休)
会場:山種美術館
開館時間:午前10時~午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日[4/29(月)、5/6(月)は開館]
入館料:一般1400円(1200円)、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
   [春の学割] 大学生・高校生500円
主催:山種美術館、朝日新聞
協賛:住友林業株式会社
住所:〒150-0012東京都渋谷区広尾3-12-36
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
URL:山種美術館

特別展「花・flower・華 2024―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」山種美術館
特別展「花・flower・華 2024―奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら―」山種美術館

木々が芽吹き、色とりどりの花が咲き誇る春。当館では、明るい陽光が降り注ぐ春爛漫の季節にふさわしく、花の名品を一堂に展示する展覧会を開催します。
四季折々に咲きこぼれる花々は、古くから日本人の心を魅了し、愛されてきました。画家たちにとっても花は魅力的なモティーフであり、現在にいたるまで、それぞれの個性が発揮された傑作が数多く生まれています。
奥村土牛《醍醐》は、樹齢約170年といわれる京都・総本山醍醐寺の名木「太閤しだれ桜」をモデルとした作品で、絵具を何層にも塗り重ねることで生まれた柔らかな色合いは、春の暖かい陽気を感じさせます。福田平八郎《牡丹》は、裏彩色を駆使し、牡丹の姿を細密に描き出しながら、どこか妖しげな美しさをまとっています。田能村直入《百花》は、季節の花々を味わうことができる画巻で、四季の草花100種を、まるで植物図鑑のように繊細に表しています。
また、本展では日本画とともに、梅原龍三郎《薔薇と蜜柑》や中川一政《薔薇》など、洋画の作品も併せてご紹介します。日本画だけでなく洋画が加わることで、より一層バラエティに富んだ花の表情をお楽しみいただきながら、華麗なる花の世界をご堪能ください。

荒木十畝《四季花鳥》
荒木十畝《四季花鳥》
山口蓬春 《梅雨晴》 
ⓒ公益財団法人 JR東海生涯学習財団
山口蓬春 《梅雨晴》  ⓒ公益財団法人 JR東海生涯学習財団
田能村直入《百花》 (部分) 
田能村直入《百花》 (部分) 
奥村土牛《醍醐》
奥村土牛《醍醐》
梅原龍三郎 《薔薇と蜜柑》
梅原龍三郎 《薔薇と蜜柑》
菱田春草 《白牡丹》
菱田春草 《白牡丹》
横山大観《春朝》1939(昭和14)年頃 絹本・彩色 山種美術館
横山大観《春朝》1939(昭和14)年頃 絹本・彩色 山種美術館
田能村直入《百花》1869(明治2)年 絹本・彩色 山種美術館
田能村直入《百花》1869(明治2)年 絹本・彩色 山種美術館
小林古径《白華小禽》1935(昭和10)年 絹本・彩色 山種美術館
小林古径《白華小禽》1935(昭和10)年 絹本・彩色 山種美術館
小茂田青樹《水仙》1919(大正8)年頃 絹本・彩色 山種美術館
小茂田青樹《水仙》1919(大正8)年頃 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟《紅梅・白梅》1929(昭和4)年 絹本・彩色 山種美術館
速水御舟《紅梅・白梅》1929(昭和4)年 絹本・彩色 山種美術館

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