小川美陽 + 伊島薫 「ウツサレタモノ」ギャルリー宮脇

小川美陽 + 伊島薫 「ウツサレタモノ」ギャルリー宮脇

名称:小川美陽 + 伊島薫 「ウツサレタモノ」ギャルリー宮脇
会期:2023年9月1日(金)~2023年9月18日(月)
開館時間:13:00 〜 18:00
休館日:月曜日
入場料:無料
会場:ギャルリー宮脇
住所:〒604-0915 京都市中京区寺町通二条上ル東側 常盤木48−5
TEL:075-231-2321
URL:ギャルリー宮脇

小川美陽 + 伊島薫 「ウツサレタモノ」ギャルリー宮脇
小川美陽 + 伊島薫 「ウツサレタモノ」ギャルリー宮脇

『死体のある風景シリーズ』(2000年頃)で国際的にも知られる伊島薫(1954~)は、80年代から音楽やファッションの広告写真の第一線で活躍してきた写真家。近年手がける「スクリーンショット シリーズ」は、既成のイメージを画像編集ソフトによってカラフルで抽象的なグラフィック作品に昇華している。
シリーズ企画「&伊島薫」は、伊島自身の創作とはちがった方法や世代の作品を紹介しながら、写真表現について問うコラボレーション展。今回選ばれたのは、時間的要素や痕跡として”写真”を用い、不在からリアリティを取り戻すことを試みる新進写真家・小川美陽(1996~)。「ファウンド・フォト」であるネガフィルムを言葉で読み取り、AI画像作成機能を使用して出力することで、決して辿り着けないイメージへの接近を試みる。かくして二人の作品の「ウツサレタモノ」は、不在と実在、真実と虚構の意味をも曖昧にしている。

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