乾真裕子 「玉繭」EUKARYOTE(ユーカリオ)

乾真裕子 「玉繭」EUKARYOTE(ユーカリオ)

名称:乾真裕子 「玉繭」EUKARYOTE(ユーカリオ)
会期:2023年9月1日(金)~2023年9月24日(日)
開館時間:12:00 〜 19:00
休館日:月曜日
入場料:無料
会場:EUKARYOTE(ユーカリオ)
住所:〒155-0001 東京都渋谷区神宮前3-41-3
TEL:080-9524-6981
URL:EUKARYOTE(ユーカリオ)

EUKARYOTEでは2023年9月1日(金)から24日(日)までの会期にて、乾真裕子による個展「玉繭」を開催いたします。
乾にとって初個展となる本展は、映像、写真、オブジェの展示とともに、会期中でのトークイベント、パフォーマンスによって、変わり続ける身体が描き出す自己変様の可能性を探り、世界の再構築を試みます。
乾はこれまで自分の身体を通したパフォーマンスによって、日常に潜んだジェンダー規範への違和感や、セクシュアルアイデンティティに関する問いを提示してきました。民話や昔話をモチーフとした作品では、歌や演技、ジェンダーに関する対話、インタビューを交差させることで過去の物語に変奏をもたらし、現代の状況を捉え直すきっかけを生み出します。「竹取物語」のかぐや姫や「葛の葉伝説」の葛の葉に扮して自作の歌を歌いながら、自らが保有するアイデンティティに向き合いつつ、他者との新たな関わり方を切り拓きます。他にもコスチュームやクィア的存在の創造を伴う儀式的なパフォーマンスによって、規範が押し付けてくるカテゴリー化の瓦解を試みています。
本展のタイトルである「玉繭」は、2匹以上のカイコが共同して1個の繭を作ったものを意味します。哲学者のエマヌエーレ・コッチャは、繭は自己を変様させる空間であると同時に世界をも変様(メタモルフォーゼ)させる空間であると言います。乾の芸術実践は、常に自らの姿を変えたり属性を撹乱したりしながら自己と世界の再構築を試みる点で、繭の運動にとても似ています。本展の各作品は、異なる内容を映しながらも、「玉繭」のように乾の変様する身体が表す多彩な生き様の共在を仄めかします。鑑賞者はその柔らかくて繊細な運動から聞こえてくる色んな声を通し、過去と現在、自己と他者が相互浸透する瞬間に出会うでしょう。

乾真裕子
1997 大阪府生まれ
2020 東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 卒業
2023 東京藝術大学大学院美術学部先端芸術表現専攻 修了
主な展覧会
2022「Stilllive Village:生のアリーナ」豊岡演劇祭2022/兵庫
2021「YOUNG ARTIST EXHIBITION 2021」EUKARYOTE
2020「スティルライブ 2020」ゲーテ・インスティトゥート東京
「第6回平成藝術賞受賞者展」平成記念美術館 ギャラリー/東京
「彼女たちは歌う」東京藝術大学 美術館陳列館
2019「Stilllive 2019」ゲーテ・インスティトゥート東京
受賞
2021 CAF2021金澤韻審査員賞
2020 第6回平成芸術賞

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「いつか夢見た桃源郷 川端龍子の戦後の作品から」大田区立龍子記念館
  2. 「奇跡のシールアート 大村雪乃の世界 Beautiful Lights」釧路市立美術館
  3. テーマ展示「きせかえ遊び ~小さなきものと女子の裁縫教育~」紅ミュージアム
ページ上部へ戻る