特別展「蜷川新右衛門さん 室町幕府政所代蜷川家の盛衰」富山市郷土博物館

「蜷川新右衛門さん 室町幕府政所代蜷川家の盛衰」富山市佐藤郷土博物館

名称:「蜷川新右衛門さん 室町幕府政所代蜷川家の盛衰」富山市郷土博物館
会期:2023年9月30日(土)~11月12日(日) 会期中無休
開館時間:9時~17時(入館は16時30分)
観覧料:大人400円(320円) 高校生以下無料
    ※( )内は20名以上の団体料金 
    ※この料金で常設展もご覧いただけます。
住所:〒930-0081 富山市本丸1-62
TEL:076(432)7911
URL:富山市郷土博物館

「蜷川新右衛門さん 室町幕府政所代蜷川家の盛衰」富山市佐藤郷土博物館
特別展「蜷川新右衛門さん 室町幕府政所代蜷川家の盛衰」富山市郷土博物館

テレビアニメ「一休さん」主人公とんち小僧一休の名脇役として、おなじみの蜷川新右衛門さん。その一族・蜷川家のルーツですが、実は越中国蜷川(現富山市蜷川)に求められます。初代にあたる宮道親直が、源平合戦の時代に蜷川を所領としたことから、蜷川を名字に定めたのです。現在も蜷川の地には、蜷川家の菩提寺として栄えた最勝寺が、同家ゆかりの品々を伝えています。
越中で創始された蜷川家は、室町時代に入ると丹波へ本拠を移し、五代にわたって当主が新右衛門を名乗り、室町幕府のもとで政所代という要職を勤めていきました。その後、戦国の動乱によって幕府が衰えると、出羽や土佐などへの遍歴を余儀なくされます。しかし、江戸時代には大身の旗本となり、明治の世を迎えました。なお、蜷川家に伝えられていた文書群は、室町幕府研究に不可欠な史料として現在知られています。
本展では、県内外に残る歴史資料などから、越中への土着から京都への進出、室町幕府政所代としての活躍、江戸期の展開など、知られざる富山ゆかりの「蜷川新右衛門さん」一族の盛衰に迫りたいと思います。
第1章 蜷川家、越中ではじまる! -「新右衛門さん」前史-
第2章 新右衛門さん、京で活躍!! -室町幕府政所代蜷川家の時代-
第3章 蜷川家、出羽・土佐・江戸を遍歴!? -旗本蜷川家の時代-

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