「『スーホの白い馬』の画家 赤羽末吉」北海道立文学館

「『スーホの白い馬』の画家 赤羽末吉」北海道立文学館

名称:「『スーホの白い馬』の画家 赤羽末吉」北海道立文学館
会期:2023年9月9日(土)~11月7日(火)
観覧料:一般700(550)円、65歳以上の方450(350)円、
   高大生450(350)円、小学生300(200)円
主催:北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館(北海道立文学館指定管理者)、
   ちひろ美術館、北海道新聞社
特別協力:赤羽家
後援:札幌市、札幌市教育委員会
協力:福音館書店、偕成社、札幌第一こどものとも社・ろばのこ、
   ちいさなえほんや ひだまり
住所:〒064-0931北海道札幌市中央区中島公園1-4
TEL:011-511-7655
URL:北海道立文学館

「『スーホの白い馬』の画家 赤羽末吉」北海道立文学館
「『スーホの白い馬』の画家 赤羽末吉」北海道立文学館

 絵本『スーホの白い馬』(モンゴル民話、大塚勇三再話、赤羽末吉画、福音館書店、初版1967年)は、馬頭琴の由来を雄大なモンゴルの風景のうちに表現して、出版から55年余を経てなお、日本中の子どもたちに読み継がれています。
 赤羽末吉(1910~1990年)は22歳で旧満洲(現・中国東北部)に渡り、1943年には内蒙古(現・内モンゴル自治区)を訪問。その壮大な風景に感動してスケッチや写真に収め、引き揚げの際も命がけで持ち帰ります。それらが『スーホの白い馬』の誕生に繋がりました。
 このほかにも、日本、モンゴル、中国の少数民族の民話に取材した絵本や、ユーモアあふれる創作絵本などを生み出しています。
1980年には、子どもの本の最高の国際賞と言われる国際アンデルセン賞画家賞を日本人として初めて受賞しています。
 本展では『スーホの白い馬』をはじめとして、赤羽末吉の親しみやすく、かつ格調の高い画業の魅力を、原画を高精細に再現したピエゾグラフを交えて紹介します。 また、アイヌの民話に取材した絵本『けちんぼおおかみ』(神沢利子文、赤羽末吉絵、偕成社、1987年)や、東北や北陸地方での入念なスケッチにもとづく「雪」の表現にも注目します。

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